名古屋大学総長から受験生のみなさまへ

空からみた名古屋大学東山キャンパス

受験生のみなさんは、今まさに志望校合格に向けてラストスパートをかけられていることと思います。すでにご存じのことも多いかもしれませんが、あらためて名古屋大学をご紹介させていただきますので、自分の将来を考える参考にしていただければ幸いです。

名古屋大学総長 松尾 清一

名古屋大学とは

名古屋大学東山キャンパス

名古屋大学は9学部、14大学院研究科を持つ総合大学(平成29年4月情報学部・情報学研究科、人文学研究科を新設、工学部・工学研究科を改組)で、約1万名の学部学生と約6千名の大学院学生が、85万m2にも及ぶ広大なキャンパスで学んでいます。名古屋大学は、北海道大学、東北大学、東京大学、京都大学、大阪大学、九州大学とともに我が国の基幹研究大学であり、日本の学術研究と人材育成に大きな責任を負っています。これまでに、10万名を超す卒業生を輩出しており、その多くは国内外の様々な分野でリーダーとして活躍しています。

伝統

ノーベル賞メダル
copyright and registered trademark of the Nobel Foundation

「自由闊達」な学風のもと、科学分野では2014年、青色発光ダイオード(青色LED)の発明によりノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇博士、天野浩博士をはじめ、2008年ノーベル物理学賞を受賞した小林誠博士、益川敏英博士、産業分野においても、各界でトップリーダーとして活躍している先輩を多数輩出しており、多くの先輩が育っています。また、ノーベル化学賞を受賞した野依良治博士、下村脩博士の受賞業績も、名古屋大学在任中に行われた研究の成果です。

最先端の教育・研究

超高圧電子顕微鏡

大学に入学すると、いろんな分野で、国際的に活躍する先生による最先端の講義を受けることができます。また、名古屋大学には、宇宙のしくみとなりたちを解明する「素粒子宇宙起源研究機構」、物質構造の解明と新規素材の開発を支える「超高圧電子顕微鏡施設」、アジア諸国の法律整備と法律家養成の支援を行う「法政国際教育協力研究センター」、生命科学・技術を根本から変える革新的機能分子を生み出す「トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)」、減災先端研究・防災人材育成の場でありながら非常時は地域の災害対策の拠点となる「減災館」、産学官連携研究の拠点となる未来社会創造機構など、最先端領域を担う教育研究施設が数多くあります。

国際性

留学生のいる風景

グローバル化の時代を迎え、名古屋大学は、国際化を積極的に推進しています。入学時からの充実した英語教育カリキュラムに加え、英語のみで行われる講義も多数開いており、より実践的な英語力を身につけることができます。また、世界約90カ国から2,000名を超える留学生を受け入れており、留学生との交流の機会や海外留学室を中心とした名大生への海外留学支援制度も充実しています。名古屋大学は、世界トップクラスの教育により、国際的なリーダーとなる人材を育成します。

キャンパス

緑ゆたかなキャンパス

名古屋大学は、門も塀もない市民に開かれた大学です。この自由な環境から、ノーベル賞が生まれました。緑あふれる広大なキャンパスは、計画的に整備された美しいキャンパスとして日本建築学会賞も受賞しており、耐震性にすぐれた真新しい建物が立ち並んでいます。最新の機器・設備を備えた講義室や研究室、実験室のほか、カフェやレストラン、コンビニエンスストアもあり、充実した教育・研究環境のもとで学ぶことができます。キャンパスのシンボルでもある豊田講堂のほか、中央図書館、博物館などには歴史と伝統が色濃く残っており、豊田講堂東側には小鳥のさえずる豊かな森が広がっています。体育館、陸上競技場、屋内プール等の運動設備も充実しており、課外活動が盛んなことも大きな特色です。また、キャンパスの中心には、都心部とも直結した地下鉄名城線「名古屋大学」駅があり、都市型キャンパスとして通学にも大変便利です。近隣には南山大学をはじめとする私立大学も数多くあり、「名大祭」の呼び名で知られる大学祭には、これらの大学のほか、遠方からも多くの人が訪れ、毎年大変なにぎわいをみせています。

活気ある愛知県・名古屋市

ものづくりの拠点名古屋

名古屋大学のある愛知県は、日本の 'ものづくり' の拠点です。自動車、鉄鋼製品などは全国一の生産高で、工業出荷額は1977年以降、毎年全国1位となっており、今後も高い成長が見込まれます。日本のほぼ中央に位置する名古屋市は交通の要衝にあり、どこに行くにも大変便利です。大都市でありながら、住居費が東京、大阪よりも安く、大学周辺は緑多い静かな環境であることから、快適な大学生活を送ることができます。

就職力

名古屋大学は、毎年100%近い就職率を維持しており、全国有数の「就職に強い大学」です。2016年の世界大学就職ランキング「QS Graduate Employability Rankings 2017」では、国立の総合大学で2番目にランクされるなど強力な就職力を誇っています。就職者数上位のトヨタ自動車、三菱東京UFJ銀行、NTT、デンソー、中部電力などの大規模企業のほか、食品、医薬品、マスコミ、IT関連企業など、様々な分野で活躍できます。大学や研究機関の研究者、各省庁の国家公務員のほか、愛知県・名古屋市など、これからの地方行政や地域医療を担う人材も多数輩出しています。

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