行事一覧

医学部保健学科市民公開講座「高齢者のリハビリテーション~健康寿命をのばそう~」

場所 大幸1 大幸キャンパス 東館大講義室
時間10:00~12:10

第1講 10:10~11:00 「転ばないことが健康寿命をのばす」

講師:野嶌 一平・名古屋大学大学院医学系研究科リハビリテーション学専攻・助教
【内容】未曽有の高齢社会に突入している我が国では、転倒によって発生する医療・介護費用は年間9,000億円にも達すると言われています。また、65歳以上の高齢者が要介護になる要因の12%が転倒に関連しているとされ、長く健康に自立した生活を送るためにも、転倒を予防することが非常に重要になっています。本講座では、高齢者の転倒の予防について、最新の知見を含めて紹介します。

第2講 11:10~12:10 「ロコモティブ シンドロームと健康生活」

講師:杉浦 英志・名古屋大学大学院医学系研究科リハビリテーション学専攻・教授
【内容】運動器の障害によって、移動機能が低下した状態をロコモティブ シンドロームといい、 進行すると、要介護となったり、要介護になる危険性が高まった状態になります。本講座では、高齢者がきたしやすい骨粗鬆症や変形性関節症などの運動器疾患とロコモティブ シンドロームとの関連について概説します。また、近年話題になっている災害時におけるエコノミークラス症候群とその予防法についても紹介します。