名古屋大学の集い (2)

名古屋大学の集い

事前申込み必要
場所 D35 豊田講堂ホール
時間13:15~16:40

 

※事前申込必要(Web申込)

  • ◆開催挨拶等
  • ◆国際交流貢献顕彰授与式
  • 創立80周年記念特別企画「未来のクルマ」(中日新聞社共催)

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【司会】夏目 みな美

CBCアナウンサー
(平成19年教育学部卒)


◆名古屋大学COIの紹介


畔柳 滋(トヨタ自動車、名古屋大学COIプロジェクトリーダー)
「名古屋大学COIと自動運転」

2013-2021年度に文科省プロジェクトとして実施されている「名古屋大学COI-人がつながる "移動"イノベーション拠点」の畔柳滋プロジェクトリーダー(トヨタ自動車 未来創生センター S-フロンティア部担当部長)から、COIで研究開発されている「運転知能研究(トヨタ自動車主導)」と「ゆっくり自動運転開発(名大主導)」について簡単にご説明します。

  

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◆今さら聞けない自動運転の仕組

赤木 康宏(名古屋大学モビリティ社会研究所 特任准教授)
「自動運転車はこうやって走る」 

名古屋大学COIで「ゆっくり自動運転」の運転知能開発のリーダーを務める赤木准教授から、自動運転の仕組みについて誰でもわかるように解説します。

  

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◆学内外のキーパーソンによるリレートーク
「未来のクルマ:最前線技術とくらしの変化」

  

橘川 雄樹(株式会社マップフォー代表取締役・名古屋大学情報科学研究科在学中)
「自動運転開発最前線」 

名古屋大学発の自動運転ソフトウェアベンチャー企業である「ティアフォー」の兄弟会社である「マップフォー」の社長を務める名古屋大学大学院生の橘川氏が、ティアフォーでの自動運転技術・車両・サービスの最前線についてお話します。

  

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中村 翼(有志団体CARTIVATOR共同代表)
「日本発 空飛ぶクルマ'SkyDrive'開発への挑戦」

元トヨタ自動車社員で、自動車業界を中心とする若手有志団体CARTIVATORの共同代表である中村氏が、日本発の空飛ぶクルマ開発プロジェクト'SkyDrive'についてお話します。

  

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石黒 祥生(名古屋大学モビリティ社会研究所 特任准教授)
「自動運転車 × エンターテイメント」

名古屋大学COI及び名大ティアフォー研究センターの准教授である石黒氏が、完全自動運転時代における車内での過ごし方、エンターテイメントのあり方についてお話します。

  

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中川 由賀(弁護士,名古屋大学モビリティ社会研究所客員教授,中京大学教授)
「自動運転の社会実装に向けた法制度のあり方」

自動運転に関する法律問題の研究者である中川客員教授が自動運転の社会実装に向けた法制度のあり方について解説します。

  

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森川 高行(名古屋大学モビリティ社会研究所 教授、COI研究リーダー)
「高齢化地域における地域イノベーション」

名古屋大学COIの研究リーダーを務める森川教授が、COIで開発するゆっくり自動運転とモビリティサービスによって、高齢化が進む地域を再生するプロジェクトについてお話します。

  

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◆特別講演
落合 陽一氏
(メディアアーティスト・筑波大学准教授)

「身体と移動のダイバーシティ」

物理空間と情報空間の融合についての研究は50年に渡り行われてきた.身体性と移動の多様化は物理空間に情報空間の制御性や計算能力が漏出する現代において着目されている.落合陽一は,大学教員やJST CRESTの研究プロジェクトリーダーとして,計算機デバイスを用いたタスク指向型開発による社会実装として身体障害や認知機能の補完を目指すプロジェクトを行なっている.この講演では,そういったタスク指向型システムに纏わる身体移動や身体多様性の話題を中心に人間の能力拡張に関する研究についてお話します。

  

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落合 陽一氏(メディアアーティスト・筑波大学准教授)

メディアアーティスト、筑波大学准教授。1987年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。2015年World Technology Award、2016年Prix Ars Electronica、EUよりSTARTS Prize受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞など、国内外で受賞多数。直近の個展として「質量への憧憬(東京・品川、2019)」など。近著として「日本進化論(SBクリエイティブ)」、「デジタルネイチャー(PLANETS)」、200部限定の初写真集「質量への憧憬(amana)」

公式ホームページはこちら

  

  

◆特別座談会 「未来のクルマ・クルマの未来」
落合 陽一氏 × 天野 浩 × 福岡 宗明

人類はその誕生以来、より広く楽に「移動」する力を持つことで豊かさを積み上げてきた。しかし、人類の歴史200万年の中で原動機/機械を使って移動するようになったのはここ200年、つまり歴史の1万分の1の期間に過ぎない。そして今、クルマの原動機は電気モータに変わろうとし、スマホでカーシェアを予約したり、タクシーを呼んだりでき、そのクルマも人工知能により自動運転化されようとしている。電動車いすによってすべての人のモビリティを拡張したWHILL創業者の福岡さん、電気自動車の小型化や省エネ化の鍵となる次世代パワー半導体を開発するノーベル物理学賞受賞者の天野さん、そして物理空間と情報空間中の移動を融合しようとしている"現代の魔術師"落合さんに、未来のクルマはどうなっていくのか、はたしてクルマは未来も存在するのかについて伺います。

  

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落合 陽一氏(メディアアーティスト・筑波大学准教授)

  

天野先生写真2.JPG天野 浩(名古屋大学未来材料・システム研究所(IMaSS)附属
未来エレクトロニクス集積研究センター(CIRFE)教授/センター長・
2014年ノーベル物理学賞受賞)

  

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   福岡 宗明(WHILL株式会社創業者・名古屋大学大学院工学研究科卒

  

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モデレーター: 森川 高行(名古屋大学COI研究リーダー

 

 

 

 

行事一覧