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最先端の研究拠点

名古屋大学は、ノーベル賞受賞者をはじめとする優れた研究者を各分野へ輩出してきました。既存の権威にとらわれない自由闊達な風土が、世界の先端を切り拓く柔軟な発想を育んでいます。


名古屋大学工学部の教授時代に、世界で初めて「窒化物半導体による、pn接合型高性能青色発光デバイス」を実現。青色発光ダイオードの実用化に向けて道を拓く。2014年ノーベル物理学賞受賞。

名古屋大学工学部在学時に赤﨑勇博士の研究室で世界で初めて「窒化物半導体による、pn接合型高性能青色発光デバイス」の開発に寄与。2014年ノーベル物理学賞受賞。

名古屋大学理学部の教授時代に、分子の右と左を作り分けることができる不斉合成法を創出。医薬品や香料などの開発に貢献する。「キラル触媒による不斉水素化反応」の研究により、2001年ノーベル化学賞受賞。

名古屋大学大学院理学研究科で素粒子理論を研究。小林誠博士とともに、新たな素粒子の存在を予言する「小林・益川理論」を発表する。「CP対称性の破れの起源の発見」により、2008年ノーベル物理学賞受賞。

名古屋大学大学院理学研究科で素粒子理論を研究。益川敏英博士とともに、新たな素粒子の存在を予言する「小林・益川理論」を発表する。「CP対称性の破れの起源の発見」により、2008年ノーベル物理学賞受賞。

名古屋大学理学部有機化学研究室の研究生として生物発光研究の道へ。オワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)を発見し、生物学や医学研究に寄与する。「GFPの発見と開発」により、2008年ノーベル化学賞受賞。2018年逝去。

次世代型の教育改革

東海国立大学機構設立を契機に、国内外のさまざまなフィールドで活躍できる、世界トップレベルの知識人を養成するために抜本的な教育改革を進めています。


知識を短期間に伝達するだけの教育から、学生の主体的学びを重視した質の高い「知」の獲得を目指す教育システムへと転換し、すべての学生へ魅力ある教育プログラムを提供し、人間力、基礎力を高めます。

魅力ある教育を目指して

  1. I C T 等を活用し知識伝達と能動的学習とのメリハリをつけることにより、アクティブラーニング主体の教育に転換します。
  2. 専門教育の深まりに応じて、初年次から大学院までシームレスに展開するコモンベーシックス教育(英語と数理・データ科学が中心)とリベラルアーツ教育を展開します。
  3. 学生が学部を超えてチームを組み、自主的に共通の課題の解決に取り組む「超学部セミナー(仮)」を2~3年次以降に導入し、卒業後も続く学びのコミュニティを形成します。
  4. 数理・データ科学の素養を身につけた人材養成のため、教養教育・学部専門・大学院までの一貫した新たな体系的な教育を導入します。
  5. 英語教育の目標として、2023年度までに、TOEFL ITP550点以上のスコアを全学生の25%が達成することを目指します。(学部段階で20%、大学院段階で30%)

Tongaliプロジェクト

社会に新しい価値を創造できる人材の育成に力を入れています。学内で培われた技術を実用化するための資金や起業家教育の面で、充実した支援体制を整備。

2016年度から展開している「Tongaliプロジェクト」では、アイデア創出から事業化に至るまでのノウハウやスキルを修得できる教育プログラムを提供し、ビジネスプランコンテストなども開催しています。


キャンパスの一角にはco-workingスペース「Tongaliハウス」を設置。起業家と起業家を志す者が積極的に交流することで、事業化の原動力を生み出す場となっています。これらの取り組みにより、近年、名古屋大学発の学生ベンチャーが数多く生まれています。


起業家として活躍する学生

株式会社オプティマインド

代表取締役社長

松下 健

組合せ最適化、機械学習などの技術を用いて、「どの車両が、どの訪問先を、どの順に回ると最適か」という配送ルート最適化の領域を中心に事業を展開

情報学研究科博士後期課程

ZAZA株式会社

代表取締役 CEO

永津 豪

訪日外国人が日本の家庭を訪れ、地元の料理ホストと家庭料理を一緒に作って食べられるシェアリングWEBサービス「airKitchen」を展開

工学研究科博士前期課程

株式会社トライエッティング

代表取締役社長 CEO 兼 CRO

長江 祐樹

「明日の未来を、今日つくろう(Creating The Future of Tomorrow,Today!)」をミッションに、一部上場企業などの内部システムへのAI(人工知能)技術の組込および、AIソフトウエアの企画・開発・運営を行い、人財分析・在庫生産管理・シフト自動作成などの幅広いニーズに対応したシステム開発等の事業を展開

工学研究科博士後期課程

女性が活躍する名古屋大学

女性や若手が活躍するための環境づくりを積極的に進めています。世界中から集まった優秀な女性研究者が先進的な研究に専念できるよう、午後5時以降の会議の原則禁止を推奨し、学内保育園・学内学童保育所を整備。研究力向上のための取り組みや女性リーダー育成のためのプログラムも進めています。


さらに、理系女子学生コミュニティ「あかりんご隊」をはじめとして、女子学生の育成にも力を注いでいます。


こうした実績により名古屋大学は、国連機関UN Womenの「HeForShe」(世界的な連帯によるジェンダー平等推進運動)を主導する世界の10大学に、日本から唯一選出されています。


女性研究者紹介

第一線で活躍する女性科学者を表彰する「猿橋賞」受賞者

「感覚と学習行動の遺伝学的研究」(2006年)

理学研究科 教授

森 郁恵

「植物の細胞間コミュニケーションと気孔の発生メカニズムの研究」(2015年)

トランスフォーマティブ生命分子研究所 主任研究者

鳥居 啓子

「地震活動を支配する地殻応力と間隙流体圧に関する研究」(2018年)

環境学研究科附属地震火山研究センター 講師

寺川 寿子

※職名は受賞当時



名古屋大学は2015年度、日本初となる海外の大学との「ジョイントディグリー(共同学位)プログラム」を医学系研究科とオーストラリア・アデレード大学との間で始めるなど、世界標準の教育の推進と国際的な次世代研究者の養成を進めてきました。以後、2019年度までに国内で最多の6プログラムを有するまでになっています。


一方、岐阜大学では工学・応用生物系の修士・博士課程に、インドおよびマレーシアの大学との間で4つのプログラムを設け、教職員や学生の国際化、地域・産業界の国際連携支援に取り組んでいます。学生は相手国への留学を通して、異なる文化への理解と問題対応力を身につけたグローカルリーダーへと成長できます。


オーストラリア・アデレード大学(医学系研究科)、イギリス・エディンバラ大学(理学研究科)、スウェーデン・ルンド大学( 医学系研究科)、タイ・カセサート大学( 生命農学研究科)、ドイツ・フライブルク大学( 医学系研究科)、オーストラリア・西オーストラリア大学(生命農学研究科)

インド・インド工科大学グワハティ校(自然科学技術研究科、連合農学研究科、工学研究科)、マレーシア・マレーシア国民大学(工学研究科)

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