大学からのお知らせ

遺伝子組換え生物を用いた実験停止措置の一部解除について

2015年05月27日

名古屋大学では、遺伝子組換え生物を用いた実験において不適切な不活性化処理による遺伝子組換え植物の漏出を5月22日に公表すると共に、理学研究科及び遺伝子実験施設における遺伝子組換え生物を使った実験を停止しております。

これまで、学内調査及び原因追求を進めるため、学外者を委員長とする調査委員会(学外3名、学内2名)を設置し、本件の原因追求及び再発防止策を客観的に検討してまいりました。学内の検討及び検証実験からは、土の中に含まれた植物とその種子の不活性化に問題があったことが判明しております。一方、植物以外を対象とする実験、植物を扱う実験でかつ土を用いない実験では、使用後の試料の不活性化の手順は確立されていることも判りました。

5月26日に開催した調査委員会では、これらの検討結果の報告を受けた議論が進められました。その結果、遺伝子組換え生物を用いた実験のうち、今回問題となった土を使う実験を除き、実験内容と処理方法が適切であり、安全な体制で実施することが個別の調査により確認された実験においては、実験停止措置を解除し実験を再開して良いとの判断が示されました。

この調査委員会の判断を受けて、本学は、植物以外の生物を使う実験及び植物でも土を使わない実験については、5月27日をもって実験停止を解除することにいたしました。なお、土を使う実験では引き続き種子不活性化方法の検討を進め、方法が確立して今後の研究における安全性が保証されるまでは実験停止を継続いたします。

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