大学からのお知らせ

WPI中間評価において最高評価のS評価を受ける

2017年04月21日

世界トップレベル研究拠点プログラム (WPI)に選ばれている日本国内の9つの研究拠点のうち、トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)を含む3拠点が発足4年を機に文部科学省とWPIプログラム委員会から中間評価の審査を受けました。その結果、ITbMは最高評価であるS評価を受けました。これは、全9拠点のうち、5年前にS評価を受けた東京大学Kavli-IPMUに並ぶ快挙です。以下、伊丹健一郎・ITbM拠点長と松尾清一・名古屋大学総長からのコメントです。

 

 

この度、WPI中間評価において最高評価Sを頂けたこと、大変うれしく思います。ITbMのすべてのメンバー、名古屋大学の皆さま、家族をはじめITbMメンバーを支えて下さった多くの方々に心から敬意と感謝の意を表します。
 ITbMは、「大きな問題に分子で答えを出したい」、「新しい研究領域を開拓したい」という一心で、尊敬し信頼し合える仲間とともに4年前にゼロから作った研究所です。合成化学、植物科学、動物科学、理論科学を融合した世界のどこにもない研究所の誕生は、「ユニークになりたい」という我々の想いを叶える絶好の場でした。その後、この想いに共感するかけがえのない仲間が国内外から続々と集まり、ITbMは世界から注目される研究所に成長しました。食糧問題などの世界規模の問題の解決につながる画期的な分子の開発を目指しながらも、「ワクワク感」を何よりも優先してきました。さらに、異分野の研究者・学生が同じ空間を共有し、日常的に議論が行える「ミックスラボ」という新しいスタイルで研究を進めた結果、予想を遥かに超える異分野融合効果が見られました。そして、「植物を分子で理解し制御する」、「体内時計を分子で制御する」、「画期的なバイオイメージング分子・技術を開発する」、というITbMの主要研究領域を中心に多くの画期的な研究成果が生み出されました。
 ITbMの成功は「おもてなし精神」にあふれたメンバーの献身的な努力に支えられています。主任研究者のグループが中心になって進める共同研究を、4つの支援センターが強力にサポートし、より高いレベルに昇華してくれました。また研究推進部は、各研究グループがもっていた研究シーズを有機的に結びつけ、60以上の共同研究プロジェクトの「触媒」となるとともに、様々なアウトリーチ活動を主体的に進めるなど、ITbMらしさが最も詰まっている自慢のユニットです。戦略企画部は、研究の初期段階から特許申請・論文発表、さらに社会実装への取り組みに至る研究支援を行い、ITbMの未来にとって不可欠な存在となっています。また、ITbM事務部門は、研究所を組織として形作り、完全英語対応の体制を整え、数多くの難問を解決してくれています。まさにITbMのエンジンです。さらに、外国人研究者の日々の生活を支える専門スタッフは、彼らが日本に馴染み、研究に集中できる環境を整えてくれています。このように、これ以上ない優秀なスタッフに支えられているからこそのITbMです。心の底から感謝しています。
 ITbMはまだよちよち歩きです。興奮を覚える研究成果が続々を出てきていますが、本番はこれからです。ITbMの第2章が素晴らしいものとなるよう、今後も初心を忘れることなく、全力で楽しみたいと思います。分子にはチカラがあります。
今後もITbMをよろしくお願いします。

伊丹健一郎
ITbM拠点長

 

 

ITbMは2012年の秋にWPIプログラムに採択され、伊丹健一郎拠点長の強力なリーダーシップの下、研究者と事務・支援部門が一致団結し、国際研究拠点として様々なチャレンジを続けています。名古屋大学はその発足時からITbMの活動を支援してきました。名古屋大学の伝統である自由闊達な雰囲気がそのまま形になり、今では名古屋大学を代表する研究拠点の一つに成長しています。
 そして今回、ITbMがWPIプログラムの中間評価において最高のS評価をいただいたことは、名古屋大学としても非常に嬉しく思い、誇りに思っております。世界屈指の研究大学をめざす名古屋大学において、ITbMは欠くことのできない重要な国際基礎研究拠点です。今後もITbMの活動を強力に支えていきたいと存じます。

松尾清一
名古屋大学総長

 

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