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2006年10月25日
平野総長が、108年の歴史を持ち、世界のセラミックスにおける科学・技術をリードしているアメリカセラミック学会から、同学会の最高栄誉賞にあたる、 ディスティンギュッシュド ライフメンバーシップ賞を授与され、10月16日 (月)、アメリカオハイオ州シンシナティのヒルトンシンシナティ ネザーランド プラザ ホテルにおいて挙行された授賞式に出席しました。
これは、セラミックスの研究分野におけるノーベル賞とも称される権威ある賞で、総長は、本賞史上最年少の受賞者となります。受賞理由は、セラミックスの分 野での顕著な学術業績と科学的貢献、特に分子レベルでの化学的プロセッシングへの貢献によるものです。また、総長が、世界に先駆けて開発した、真のナノ材 料としての機能を発現する、ナノセラミック結晶粒子と有機質とのハイブリッド化は、特筆されるものであり、国際的にも高く評価されています。
総長は、受賞にあたり、「これまでのセラミック研究一筋の業績が国際的に認められ、嬉しく思っています。大学総長としての行政から離れ、久しぶりに研究の場に触れて、喜んでおります。」と話されました。
なお、総長は、国際セラミックアカデミー会員、アメリカセラミック学会フェロー、日本結晶成長学会名誉会員であり、リチャード・M・フルラス賞、日本化学 会学術賞、日本セラミックス協会学術賞、日本ファインセラミックス協会国際賞など、多くの国内外の賞を受賞しており、学会役員としては、国際セラミック連 盟会長、アジア・オセアニアセラミック連盟会長、日本セラミックス協会会長などを歴任しています。