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2007年10月26日
本学の石原一彰工学研究科教授が、第21回「日本IBM科学賞」(化学分野)を受賞しました。同賞は、日本における科学分野の学術研究の振興と若手研究者 の育成に寄与することを目的に、日本IBM株式会社が1987年に創設し、国内の大学ならびに公的研究機関に所属する45歳以下の研究者で、物理、化学、 コンピューター・サイエンス(バイオインフォマティクスを含む)、エレクトロニクス(バイオエレクトロニクスを含む)の4分野における基礎研究で優れた研 究活動を行っている方を対象に選考し、本年は112件の応募の中から5件が採択されました。
受賞理由は、酵素の作用機構を手本に、「酸と塩基の空間特異的な配置」と「反応基質の取り込み機能の付与」という単純明快な触媒設計戦略をもとに、有機合成化学の研究分野に新機軸を打ち立て、基礎科学の発展に大きく貢献したことによるものです。
なお、授賞式は、11月20日(火)、千代田放送会館(東京都千代田区)で開催され、受賞者本人による研究内容の発表も行われます。
URL | http://www.nubio.nagoya-u.ac.jp/nubio4/index.htm |
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