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2009年10月27日
杉浦昌弘本学名誉教授が、平成21年度文化功労者として顕彰されることが決まりました。
杉浦名誉教授は、昭和35年本学理学部を卒業、昭和37年同大学院理学研究科修士課程を修了し、昭和42年本学において理学博士の学位を取得しました。広 島大学、京都大学、国立遺伝子学研究所を経て、昭和57年名古屋大学理学部教授、昭和59年遺伝子実験施設長に就任し、平成12年、停年により退職。その 後、名古屋市立大学での勤務を経て、現在は、椙山女学園椙山人間学研究センター客員研究員としてご活躍されております。
杉浦名誉教授は、植物の光合成器官である葉緑体の研究の第一人者であり、このたびの顕彰は、植物分子生物学・植物ゲノム科学の分野において、世界で初めて 16万塩基対におよぶタバコの葉緑体ゲノムの全塩基配列を決定し、葉緑体固有の遺伝子発現機構を正確に再現するシステムを開発して、医薬品開発、環境浄化 などの応用につながる「葉緑体工学」を生み出すなど、当該学問分野の発展に多大な貢献をしたことによるものです。