新型コロナに関するお知らせ
インターネット利用環境が整わない学生は、所属学部・研究科にご相談ください
2011年07月08日
名古屋大学総長
濵口道成
本年3月に発生した東日本大震災は、未曽有の被害をもたらす一方で、日本国民に価値観の転換をうながしています。今、我々には、無原則とも思える膨大なエネルギー使用を前提とした生活から、効率的で時には個人の強い自覚と忍耐を必要とする持続可能な生活への転換が求められています。名古屋大学は、名古屋市内の事業所としては最大規模の電力を使用しており、本学には、研究教育の活力を維持しつつも、知の拠点として社会・市民に対して責任あるエネルギー使用の戦略を持つ事が求められています。そして、その実践においては、一人一人の研究者・職員・学生諸氏の日々の協力が必須であります。
本学では、名古屋大学環境方針の中で「自らの活動が環境に及ぼす影響や負荷を関係者とともに認識し、環境負荷の低減や未然防止に向けた総合的かつ体系的な課題解決に努める」を明記しています。また、本学では、環境負荷の低減や効率的なエネルギー使用の重要性を認識し高いCO2排出量(エネルギー起源)削減目標を設定しております。しかし大震災以降の状況を鑑みるに、本学にはこの目標を達成するのみならず、それを上回る成果を挙げ、近未来のエネルギー使用のあり方について名大としての姿勢を示す事が求められていると考えます。
以上の状況に鑑み、名古屋大学の総長として、構成員の総力を挙げた取組により、エネルギー使用の総量削減とピークカット(省エネ)の実現を目指し、下記のアクションプラン実施をここに表明いたします。更に、再生可能エネルギーの活用法について、革新的な研究を推進していく事を、ここに表明いたします。
夏季の昼間に電力ピークが発生し、10時頃から電力使用が高まり、昼の13時から17時の間が特に高く18時頃から下がる傾向を示しています。
大学の電力使用の割合は、空調30%、照明30%、実験機器・コンセント他40%となっています。今回は節電対策として、可能な限り1/2~1/3を目安に照明器具を間引くことにご協力ください。照明の1/3停止で1,000kW以上の節電が図れます。その他使用しない実験機器・IT機器・空調等の電源オフにご協力ください。
総長室から
名古屋大学総長
杉山 直
東海機構
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