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2011年07月25日
名古屋大学豊田講堂については、平成23年3月18日(金)に国の文化審議会から、文化財建造物の登録について文部科学大臣に答申がされておりましたが、この度、7月25日付けで国の登録有形文化財(建築物)として登録されました。
豊田講堂は、1960(昭和35)年に当時のトヨタ自動車工業株式会社(現: トヨタ自動車株式会社)の寄附により1,600人収容の講堂(ホール)、会議室や広場を持つ大学の中心施設として、建設されました。世界的な建築家の槇 文彦 氏が設計し、モダニズム建築の多数の手法が、同時に用いられているモダニズム建築は少なく、1960年時点における日本のモダニズム建築の到達点を示すものと高く評価されています。
また、平成23年2月には、公益社団法人ロングライフビル推進協会(BELCA)のベストリフォーム部門において、第20回BELCA賞を受賞しています。コンクリートの表面部分を打ち替えるという創造的技術での保存改修、ホールの座席や照明、音響の性能を高めるなど内部の快適性の向上、その他、別棟として建てられていたシンポジオンとアトリウムを設けて一体化したことなど、建物を使い続けるという大学側の明確な意思とそれに応える技術開発陣の地道な努力が高い成果に結び付いており、改修を行って建築の長寿命化を実現する優れた事例であり、BELCA賞に相応しい建物として評価されたものです。
総長室から
名古屋大学総長
杉山 直
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