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2018年11月22日
名古屋大学大学院生命農学研究科は、平成31年4月から、オーストラリアの西オーストラリア大学と共同学位(ジョイント・ディグリー)プログラム「名古屋大学・西オーストラリア大学国際連携生命農学専攻」を開設します。
本専攻は両大学がそれぞれの強みを活かし、統一された学位プログラムを設けることにより国際的次世代研究者の養成を目指すものであり、名古屋大学が設置するジョイント・ディグリープログラムとしてオーストラリア・アデレード大学(医学系研究科)、イギリス・エディンバラ大学(理学研究科)、スウェーデン・ルンド大学(医学系研究科)、タイ・カセサート大学(生命農学研究科)、ドイツ・フライブルク大学(医学系研究科)に次ぐ6番目の取り組みであります。
研究科 |
大学院生命農学研究科 |
専攻名 |
名古屋大学・西オーストラリア大学国際連携生命農学専攻 |
学位 |
博士(農学) |
入学定員 |
2名(名古屋大学を主大学とする学生1名、西オーストラリア大学を主大学とする学生1名) |
教育方法 |
使用する共通言語は、国際通用性のある英語を使用。 3年制博士課程で、原則2年目の12ヶ月間を連携大学で研究を行う。 |
※平成31年4月入学生から募集します。
名古屋大学大学院生命農学研究科が培ってきた生産農学、畜産学、農芸化学、森林学・林産学に関わる基礎的な研究を、西オーストラリア大学の先端的な研究で補完するとともに、互いの計画プロジェクトを通して、気候変動が及ぼす地球規模の農業生態系の諸問題を解決や持続可能な農業を目指した応用・実証研究として発展させ、両大学の特徴を生かした多角的な視点を基盤とする国際的俯瞰力と学術展開力を持った博士人材育成を行うことを目的とします。
「農学分野における専門的知識・技術を熟知し、他分野との緊密な連携により、豊かな人間性、高い倫理性を備え、専門的な知識・技術とともに論理的思考力と広い視野を持ち、また、農学のフロントランナーとしての社会的使命感により、人類の食・環境・健康の質的向上並びに生物関連産業の発展と環境負荷の低減、地球生態系の保全に深く貢献できる人材」を養成します。
本国際連携生命農学専攻においては、名古屋大学が培ってきた生産農学、畜産学、農芸化学、森林科学・林産学に関わる先端的な基礎研究を西オーストラリア大学の先端的な応用研究で補完し、さらに西オーストラリア大学が有する1,600ヘクタールという広大な農場での実証研究として展開し、オーストラリア地域特有の豊富な天然・遺伝資源を最大限活用しつつ、1)土壌の乾燥や塩類集積等の様々な環境ストレスへの作物の耐性の科学的解明、2)ホルモンや抗生剤等の投与をできるだけ抑えた健康な家畜生産の実証研究、3)温暖化の原因となる温室効果ガスの減少を促す農業・森林生態系の構築等が可能となり、オーストラリアのような広大な農場でしか検証できない大規模かつグローバルな農学研究へと展開する教育プログラムが実現します。
総長室から
名古屋大学総長
杉山 直
東海機構
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