新型コロナに関するお知らせ
インターネット利用環境が整わない学生は、所属学部・研究科にご相談ください
2020年04月28日
現在、新型コロナウイルス感染症が世界中で蔓延しており、健康医療は言うに及ばす、私たちの社会活動に広範かつ深刻な影響を及ぼしております。
名古屋大学の学生への影響も甚大であり、学ぶ意欲をもちながらも困窮している学生の支援や、遠隔授業等の学習環境整備により、質の高い教育活動を維持するため、ご支援をお願いいたします。
現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界で猛威を振るっており、私たちの生活全般に大変大きな影響を与えています。国、愛知県、名古屋市でも感染拡大阻止に全力を尽くしていますが、終息の見込みが立っていない状況です。
名古屋大学では、このような厳しい状況下においても勉学の場としての活動は、何としても維持しなければならないとの強い決意をもって、教職員が一丸となって取り組んでおります。講義については、対面授業を禁止し、オンライン授業への全面的移行を進め、研究においてもこれまでの歩みを止めることなく、テレワークを推奨しながら、最低限の活動は維持しております。また、医療スタッフは、最前線に立ち、感染症に立ち向かっております。
しかしながら、学生の中にはそれぞれの接続環境により不自由な状態の中で勉学に励んでいるもの、留学生に至っては、大学生活もままならず、アルバイト収入も絶たれ、日々の生活に希望と目標を見失ってしまっているものもいます。また、その中には、経済状況の悪化により、親への負担も考え、希望をもって本学に入学したものの、今後の人生に悩んでいるものもいます。
これらの状況を大学としても看過することはできませんので、生活支援金の援助、授業料納付の延期、免除、減免など、様々な制度や可能な限りの資金を拠出し、その対応にあたっているところですが、まだまだ十分とは言えません。今後も継続的なサポートをしていくためには充実した財政的下支えが必要不可欠です。そこで、この度新たに新型コロナウイルス感染症対策緊急学生支援基金を期間限定(令和3年3月31日まで)で立ち上げることといたしました。
今、夢をあきらめかけている学生たちに、皆で呼びかけましょう。「あきらめることなく立ち向かう勇気をもとう。みんなが支えていることを忘れないで」と、共に支えあいましょう。本学教職員もその思いを受け止め、真摯に立ち向かっていきます。
そして、再び、安心して暮らせる日々を一日も早く取り戻すべく、皆様のご支援をお寄せいただきますよう、お願い申し上げます。
名古屋大学総長
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は依然として世界で猛威を振るっており、私たちの生活全般に大変大きな影響を与えています。名古屋大学では、このような危機下にあっても、学生たちの勉学の場としての活動は、何としても維持すべく、構成員一丸となって運営に取り組んでおります。
また、4月の段階から「新型コロナウイルス感染症対策緊急学生支援基金」を立ち上げ、2020年12月末現在で812件、46,629千円に上る温かいご支援をいただき、大学財源の一部として、コロナ禍に苦しむ学生たちに還元してまいりました。改めて多くのご支援に感謝いたします。
学生たちがこれまで以上に希望をもって学業に励み、課外活動に打ち込む日々を送ることができるよう、総長と学生の 対話機会も設け、益々の教育環境整備に努めてまいります。引き続き名古屋大学へ、学生たちへ、ご支援賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
総長室から
名古屋大学総長
杉山 直
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