新型コロナに関するお知らせ
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2020年05月12日
名古屋大学大学院環境学研究科は、持続可能な社会の構築を目指して「持続性学」という学問体系の構築を進め、地球規模課題の解決に取り組んでいます。また、2004年から「リサイクルエネルギー」に関する研究を進めており、2年ほど前からは、水素燃料電池の研究をヒントに、家庭や地域の可燃ゴミから電気を作る研究を始めました。今年度は「可燃ゴミから電気を作る燃料電池(バイオマス・プラスチックゴミ燃料電池)」のプロトタイプの製作を行います。そこで、その燃料電池の開発・研究資金を募るために以下の通りプロジェクトを公開し、本日、寄附募集を開始いたしました。
「ゴミがエネルギーに!地域社会で取り組むゴミゼロ×創エネ活動」
300万円(クラウドファンディング:150 万円、マッチングギフト:150 万円)
※このプロジェクトはREADYFOR SDGs に参加しており、クラウドファンディングで150万円達成後、達成額と同額のマッチングギフトが大和リース株式会社より支払われます。
5月12日(火)〜6月30日(火)23時
私たちは、ゴミ問題とエネルギー問題、この2つの課題の同時解決を目指しています。もしゴミから電気を作ることができれば、①廃棄物の再利用化及びリサイクルエネルギーの推進の実現、②災害時の重要な電力供給(各家庭での発電に加え、震災で排出される大量の震災ゴミの活用)など、持続可能な社会の実現に向けた画期的な仕組みになることが考えられます。特別な技術を使うことなく、家庭や地域から出るゴミで発電し、その電気をエリア内で消費する電気の地産地消モデルを構築して、災害にも強い持続可能なまちづくりに貢献します。また、ゴミの廃棄量と化石燃料の使用量を減らし、資源・エネルギー問題を解決することにもつながります。
本プロジェクトを通じ、多くの方々にゴミはエネルギーとして有効利用できることを知っていただくきっかけにしたいと思っています。
総長室から
名古屋大学総長
杉山 直
東海機構
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