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トランスフォーマティブ生命分子研究所 (ITbM)では、世界屈指の分子合成力を推進力とし、生命科学・技術を根底から変える革新的機能分子「トランスフォーマティブ生命分子」を生み出すことを命題とする。合成化学者と動植物分子生物学者の連携を核として、1) 動植物の生産性や生体機能を精密に制御する分子、2) 画期的なバイオイメージングを実現する分子を主に開発する。また、これらの実現に不可欠な 3) 超効率的な合成や分子活性化を可能にする触媒の開発を行う。究極的には食糧の安定供給など地球規模の問題解決に貢献することを目指す。本拠点は化学者と生物学者の画期的な国際混成集団である。また外国人研究者が拠点に積極的に参画するためにCo-PI制度や完全英語対応事務を導入する。
本研究所の核となるのは、合成化学、触媒化学、システム生命科学、動植物科学である。名古屋大学の強みでもあるこれらの分野の調和によって、大きな社会的波及効果をもたらしうる最先端科学を創成することを目指し、新しい学際的分子研究拠点を構築する。 本研究所は「自分が望む生命分子を生み出すことができる拠点」をアイデンティティーとし、世界中の優秀な合成化学者と動植物関連の生物学者を呼び込む。生命システムを「発見・可視化・制御」するための分子をデザインおよび創出する世界的な分子研究拠点をここに作りたい。これに向けた我々のユニークなアプローチは、基盤的かつ重要な生物学上の問題の解決や次世代システム生命科学を開拓するために、独自の「分子活性化・変換触媒」を、分子設計学と理論化学のサポートを得ながら、適用することである。これは先例のない試みであり、ITbMはこれに取り組む世界唯一の研究拠点である。
URL | http://www.itbm.nagoya-u.ac.jp |
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