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IMaSS未来予想図No.5 ナノの世界の高速現象を捉える

2023.04.05

未来材料・システム研究所《IMaSS》桑原准教授の研究グループからプレスリリースされた「ナノ粒子の表面プラズモン励起緩和過程を観察 ~ピコ秒パルス電子線を用いた100kV透過電子顕微鏡の実現とそれを用いたエネルギー分析法の確立~」の紹介です。

研究詳細

 

この成果は、プラズモニクス材料を用いた光エネルギー変換過程、熱電変換材料の局所的な熱緩和ナノ計測への展開が期待され、省エネルギーに資する光電変換や熱電変換材料・その応用デバイスの解析が可能となります。特に、これまでプローブにパルスレーザーを用いた分析手法では難しい空間分解能(マイクロメートル程度)を越える小さな構造材料の個々の時間変化を捉える強力なツールとなり得ます。