企画詳細

特別企画 「SDGsと大学」(主催:環境学研究科)

メイン企画

こちらのイベントには事前申込みが必要です

ライブ配信:10:00-12:00

アーカイブ配信:なし

生配信!!

※申込期限は10/9(金)です。

流行語にもなり始めたSDGs。その推進において大学の果たす役割を、研究者、企業、市民団体の立場から、グローバルな視点とローカルな視点を織り交ぜて考えます。

  

総合司会:西澤 泰彦(名古屋大学環境学研究科長)

挨拶:伊東 早苗(名古屋大学副総長)

  

◆基調講演
「SDGsの達成に向けて大学は何ができるか」

講師:高村 ゆかり(東京大学未来ビジョン研究センター 教授)

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島根県生まれ。専門は国際法学・環境法学。京都大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。静岡大学助教授、龍谷大学教授、名古屋大学大学院環境学研究科教授などを経て現職。

気候変動など地球環境問題に関わる国際条約やそれを実施する法政策などを主な研究テーマとする。日本学術会議会員、中央環境審議会委員、科学技術・学術審議会環境エネルギー科学技術委員会主査、アジア開発銀行気候変動と持続可能な発展に関する諮問グループ委員なども務める。『気候変動政策のダイナミズム』『気候変動と国際協調―京都議定書と多国間協調の行方』など著書多数。

  

◆パネルディスカッション
「SDGs推進のためにできること / できないこと」

SDGs推進のために学者、市民、企業は何ができるのか、また、何ができないのか、立場の違いを踏まえつつ、SDGs推進のあり方について意見交換する。また、ファッション化しつつあるSDGsを問い直す機会ともする。

【パネリスト】

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●高村 ゆかり(東京大学未来ビジョン研究センター 教授)

  

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●道林 克禎(名古屋大学環境学研究科 教授)

静岡県生まれ。1994年オーストラリア・ジェームズクック大学でPh.Dを取得後、東京大学理学部地質学教室博士研究員、静岡大学理学部地球科学科助手、フランス・モンペリエ大学博士研究員、静岡大学理学部准教授、教授、研究フェローを経て、2018年より現職。専門は地質学、岩石鉱物学,地球のレオロジー。
最近は、潜水艇「しんかい6500」に乗船して六千五百メートルの深海底を調査している。海は広くて大きく、そして深く、知らないことが多いと実感せざるを得ない日々。夢は、世界最深の海であるチャレンジャー海淵(水深十一キロメートル)に到達すること。超深部探査ちきゅうによるマントル掘削計画において主導的役割も担っている。

  

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●岩田 俊夫(ブラザー工業)

ブラザーの森 郡上の活動は2008年からスタート。のべ2,000人以上が参加し、植樹本数は6,500本超。しかし「植えた樹木があまり根付いていない」、「参加者の固定化」、「どのような森にするのかというビジョンが明確でない」という課題も浮上しており、植樹に対する実態調査(生育・土壌・生物調査)や森林再生と生物多様性保全の両立を目指した森づくり活動などを続ける。

  

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●木口 由香(NGOメコン・ウォッチ理事)

メコン・ウォッチ事務局長/理事。東北タイのダムの反対運動に関心を持ったことがきっかけで、メコン・ウォッチに参加。1999年より、主にタイとラオスでメコン河流域の暮らしと開発の影響について調査に従事。人々の自然資源利用の記録、関連する映像制作も行っている。著作に『ラオスを知るための60章』(共著)、『非戦・対話・NGO 国境を越え、世代を受け継ぐ私たちの歩み』(共著)。

参考:メコン・ウォッチYou tubeチャンネルhttps://www.youtube.com/user/mekongwatch

  

【コーディネーター】

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●横山 智(名古屋大学環境学研究科 教授)

元半導体エンジニア。青年海外協力隊員(1992〜94年)としてラオスで電子工学を教える活動に従事したことを契機に,世界のいろいろな場所を訪れて研究する職業に就きたいと思い,地理学者になる。専門は文化地理学で,農山村地域の伝統的な生業が変化して消滅するような文化に興味を持つ。最近は,世界各地の発酵食品の研究も実施。著書に『納豆の起源』(NHK出版),『サステイナビリティ―地球と人類の課題―』(朝倉書店)など。