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学術講演会「日本漫画の創造性と芸術性」

時間10:30~12:00
場所シンポジオンMAP
対象一般市民
内容今や日本文化を代表するジャンルの一つとなった日本の漫画(アニメ)は、全世界的な規模で支持を得ています。言語による表現媒体としての文学を凌ぐ勢いを見せているこの日本漫画が広く受け容れられている理由は何か。芸術作品一般について、その価値は独創的な表現技法と美的洗練にあると思われ、日本漫画にそのような特性がはたしてあるのかを検証する。
特に日本漫画の一面を代表する赤塚不二夫先生の作品を対象に、元「週刊少年サンデー」の編集者の武居俊樹氏とともに、以下の諸点を中心として、日本漫画の本質に迫っていきたい。
  • 登場人物の選択
  • 登場人物の性格と行動様式
  • 登場人物の発言形式とその内容
  • 言説(ストーリー)の構造
  • 言説の内容と展開
  • 言説の最小単位としてのコマの設定
  • コマの配列
  • コマの内部に配列される人物とその背景の図像的特性
  • 作品としての漫画の創造性をもたらす要因
  • 漫画の芸術的価値とは何か。
※講演会終了後、参加者に赤塚作品関連グッズを配付いたします(数に限りがありますのでご了承願います。)。

パネリスト及び司会

武居 俊樹氏
武居 俊樹氏
[プロフィール]
町田 健文学研究科教授
町田 健(文学研究科教授)
[プロフィール]
山崎 聡子氏
司会:山崎 聡子氏
[プロフィール]
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