市民公開講座等 (14)

医学部保健学科市民公開講座「暮らしと健康を守る最新検査法ー研究者に会いに行こうー」

事前申込み必要
場所 大幸1 大幸キャンパス 東館大講義室
時間10:00~12:20

第1講 10:00~10:30 「からだに侵入した殺虫剤のモニタリング技術」
(講師:名古屋大学大学院医学系研究科 病態解析学講座・准教授 上山純)
【内容】私の研究室では、日常的に使用している殺虫剤(農薬を含む)がわたしたちの健康に影響しているかどうかを評価するための手法を開発しています。本講座では、わたしたちの研究の一つである「使用済みオムツを用いた高感度殺虫剤曝露マーカー測定法の開発」を例に、研究開発の一連の流れ(発案、開発、実践応用等)をわかりやすく紹介します。

第2講 10:30~11:00 「大幸キャンパスで最近発見した新規静脈血栓症リスクとその検査法」
(講師:名古屋大学大学院医学系研究科 病態解析学講座・客員研究者 高木明) 
【内容】止血のために血液は凝固しますが、血管内では凝固しないようにコントロールされています。私たちは血栓症を発症してしまった患者さんがどうしてうまくコントロールできなかったのかを追求し、これまで知られていなかった血栓症リスクを発見。その検査法を開発しました。それらの経緯をご紹介いたします。

第3講 11:00~11:30 「肺癌のバイオマーカー検査の進歩と個別化治療」
(講師:名古屋大学大学院医学系研究科 病態解析学講座・教授 佐藤光夫)
【内容】私の研究室は肺癌の新たな創薬開発につながるような治療標的の発見を目指しています。肺癌は、これまでの基礎的研究の臨床応用によりバイオマーカー検査に基づいた個別化治療が最も進んでいる癌の一つです。本講座では、肺癌の個別化治療の現状と今後の展望をご紹介いたします。

展示 11:30~12:20 「顕微鏡で臓器を見てみよう。研究について尋ねてみよう。」

  

市民公開講座ポスター.pdf

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