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医学部・医学系研究科講演会「感染症の予防と対応」
感染症:「うつる」病気をどう制御する?

時間 10:00〜11:30
場所

ES総合館 1階 ESホール

C24

講師 濱嶋 信之(医学系研究科教授 (予防医学)) 八木 哲也(医学系研究科教授 (臨床感染統御学))
内容

濱嶋 信之
濱嶋 信之

「感染症の予防と対応」
わが国での死亡原因は、近年、がん、脳卒中、心臓病の頻度が高くなっていますが、まだまだ感染症予防は地域社会にとって重要な課題です。感染症予防のために、予防接種、手洗いなどの個々人の努力、食品取扱者における食品衛生、保健所や検疫所の活動などがあげられます。ここでは、地域における結核発生の状況とその対策について紹介します。


八木 哲也
八木 哲也

「感染症:『うつる』病気をどう制御する?」
感染症という病気は原因となる微生物によって引き起こされる病気で、患者から感受性のある他人に「うつる」ことがその特徴の一つです。この「うつる」病気を予防・制御していくためには個人のレベルから、より広い社会的なレベルでの対応が必要となります。多様な病原微生物、感染経路、そして宿主であるヒトの防御力の知見に基づいた感染症制御の考え方について、私達が行なっている病院内での感染対策や世の中を騒がせた集団感染の事例も含めてご紹介します。