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情報学

2023.06.12

量子技術の教材データベースをNIIが中心となってオープン提供 ~九大、慶大、名大、東大との協働で量子技術の人材育成を推進~

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII(エヌアイアイ)、所長:黒橋禎夫、東京都千代田区)は、量子技術に関する図やグラフ、練習問題やプログラムコードなど様々なコンテンツを収めた教材データベースを構築し、広く一般に利用できるよう6月12日(月)より公開運用を開始しました。
量子技術高等教育拠点: https://qacademy.jp/
この教材データベースは、NII、九大、慶大、名大、東大が協働して設立した量子技術高等教育拠点からオープンサイエンス(*1)の考え方に基づいて提供するものです。この教材がインターネットを通して大学教育や研究の現場で広く利用されることで、量子科学技術分野の人材育成への貢献が期待されます。

 

◆詳細(プレスリリース本文)はこちら

 

【用語説明】

(*1) オープンサイエンス:学術論文と研究データがアカデミアおよび社会で広く共有され、幅の広い研究活動がオープンに行われることで、研究活動の加速化や、社会と緊密な連携の上に成り立つ問題解決が進み、学術活動が新しい次元(=オープンサイエンス)に移行することが世界的に期待されている。詳細はNIIオープンサイエンス基盤研究センターのウェブページ https://rcos.nii.ac.jp/ 参照。
 

【研究代表者】

大学院情報学研究科 西村 治道 教授
http://www.math.cm.is.nagoya-u.ac.jp/~hnishimura