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ニホンミツバチとともに生きる 長野県伊那谷における伝統養蜂調査の30年

2024.03.27

伊那谷は長野県下のニホンミツバチの最大の飼育地帯である。その複雑な地形は「3つのニホンミツバチ文化圏」を育んできた(岩崎・井原1994, 岩崎2001)。本映像は30年前に高校教諭として現地をフィールド調査した岩崎靖氏と共に、巣箱を横にしてミツバチを飼う「山地型」の「横置き型文化圏」とされる下伊那郡大鹿村を訪ねた記録である。

この30年の間に山村社会が変容し、アカリンダニや獣害等の新たな問題も発生した。大鹿村の養蜂家は、巣箱の形状や養蜂道具・採蜜方法を工夫しながら変化させてこれらの問題に対応してきた。養蜂歴70年の飼育者や村の養蜂名人親子など、村の趣味養蜂の現在を紹介する。

 

制作年:2022-2023年
企画・制作・撮影・編集:甘靖超(名古屋大学大学院人文学研究科 准教授)
企画・制作:真貝理香(総合地球環境学研究所 外来研究員)

 

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