国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院創薬科学研究科 構造分子薬理学分野 廣明秀一研究室(愛知県名古屋市千種区不老町 総長 杉山直、以下「名古屋大学」という)と、日華化学株式会社 毛髪科学研究所(本社:福井県福井市文京四丁目23番1号 代表取締役社長 江守康昌、以下「日華化学」という)の共同研究チームは、タイトジャンクション(以下「TJ」 ※1)への緩和および強化作用を示す成分の機能性を確認し、日本顕微鏡学会第79回学術講演会にてポスター発表を行いました。また、これらの成分を用いた頭皮用化粧料に関しての特許を2023年5月25[天谷1]日に取得しました。
・皮膚最表面である表皮を構成する顆粒層に存在し、隣接細胞の間隙を埋める細胞接着装置であるTJの開閉制御に着目
・TJの緩和作用を示すオウゴンエキスとTJの強化作用を示すグレープフルーツエキスの機能性を確認
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※1 タイトジャンクションとは、皮膚最表面である表皮を構成する顆粒層に存在し、隣接細胞の間隙を埋める細胞接着装置である。タイトジャンクションが細胞同士を強く接着させることで、皮膚のバリア機能を高め外部からの刺激物の侵入を防いだり、内部からの水分や保湿成分の蒸散を防いだりすることができる。
大学院創薬科学研究科 廣明 秀一 教授
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