概要
名古屋大学では、障害の有無に関わらずすべての学生が平等に教育を受ける機会を確保するため、入学試験時や、在学中に合理的配慮を提供しています。病気、負傷、障害のある者等で、受験上の配慮を必要とする者は、出願に先立ち、所定の期日までに受験上の配慮申請を行ってください。なお、入学後の就学に関する相談は、アビリティ支援センター(https://www.gakuso.provost.nagoya-u.ac.jp/osd/)へ直接お問い合わせください。
受験上の配慮申請について
<提出書類>
- 【全員】令和 8 年度名古屋大学入学試験 受験上の配慮申請書
- ホチキスで留めないこと。片面印刷にして、クリップでまとめてください。
- 様式ダウンロードはこちら
- 【全員】病気、負傷、障害等に関する医師の診断書、障害者手帳等(写しでもよい)
- 【該当者】大学入学共通テストの受験上の配慮決定を受けた者は、併せて大学入試センターから交付される「受験上の配慮事項審査結果通知書」または「受験上の配慮事項決定通知書」の写し
<注意事項>
- 配慮(調整)の内容は一律ではなく、受験生の状況および試験の目的、性質に応じて個別に検討されます。内容の決定には一定の時間がかかりますので、お早めにご相談ください。
- 入試種別によって申請期限が異なるため、詳細は「令和8年度名古屋大学入学者選抜要項」および各選抜の「募集要項」をご確認ください。
- 視覚・聴覚障害、体幹及び両上下肢の機能障害が著しい者で、大学入学共通テストにおいて点字回答及び代筆解答を希望する者のうち、本学へ出願する者については、令和7年度9月末日までに上記と同様の書類を提出し、相談してください。なお、本学の共通テストを課さない選抜へ出願する者については、令和7年7月末日までに同様の書類を提出し、相談してください。
- 国際プログラム群学部学生入試については、該当の募集要項で確認してください。
- 提出期限を過ぎた後に、不慮の事故等で申請が必要となった場合は、速やかに入試課に連絡してください。
- 座布団、クッション、タオル、ひざ掛け、手袋、使い捨てカイロ、冷却ジェルシート、リップクリームなどは、試験当日に監督者に申し出て、許可を得たうえで試験時間中に使用できます。受験上の配慮申請をする必要はありません。
申請後の流れ
申請受付後、申請内容に基づいて、アビリティ支援センター、志望学部等と協議を行い受験時の対応方法を決定します。その後、「配慮事項決定通知書」を送付し、配慮事項をお知らせいたします。出願時、送付された「配慮事項決定通知書」の写しを、他の出願書類と一緒に提出してください。なお、出願までに「配慮事項決定通知書」が手元に届いていない場合は、入試課へ電話あるいはメールで≪お名前・申請日・出願学部・「配慮事項決定通知書」が届いていない旨≫を連絡してください。
これまで本学で実施した受験上の配慮例
受験上の主な配慮の事例はこちらよりご確認ください。
修学上の配慮
入試における配慮を提供された学生に対しては、入学後の合理的配慮手続きをスムーズに進めるために、合格後の入学手続きが行われた段階で、アビリティ支援センターより連絡を取ることがあります。また、合理的配慮に必要な書類が入試における配慮申請の際の提出書類に含まれていれば(例えば医師の診断書など)、書類提出の必要がないことがあります。
合理的配慮の内容についても入試における配慮を念頭に検討します。ただし、授業においては入試とは各種条件が異なりますので、必ずしも同一の内容とはならないことをご了承ください。詳しくは面談を通じて検討していきます。
入学後の合理的配慮についてあらかじめ知りたい場合は、事前にアビリティ支援センターまでご連絡ください。
お問い合わせ
事項 | 問い合わせ先 |
電話番号/E-mail |
受験上の配慮に関する申請 |
名古屋大学 入試課 |
052-789-5765 |
入学後の修学支援に関する事前相談 | アビリティ支援センター |
問い合わせ前にこちらのサイトをご参照ください。 --------------------------- |