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情報学

2023.12.04

AI Lab、大規模言語モデルを利用した複数の接客ロボットの自律・遠隔制御の実証実験を実施 ー対話ロボットからオペレータへ会話を引き継ぐ際の対話要約の有用性を確認ー

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)の人工知能技術の研究開発組織「AI Lab」は、大阪大学大学院基礎工学研究科の先端知能システム共同研究講座 ※1、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院情報学研究科の東中 竜一郎 教授、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院工学研究科の小川 浩平 准教授、株式会社海遊館の運営する生きもののミュージアム「NIFREL(ニフレル)」(大阪府吹田市、館長:小畑洋)※2 と共に実施した、大規模言語モデルを利用した複数の接客ロボットの自律・遠隔制御の実証実験において、オペレータへの対話要約インタフェースの比較調査の結果を明らかにしました。

 

なお「知的システムと人とのインタラクション」に関わる重要な国際会議「HAI 2023」において、本研究に関する論文が2件採択されております。(2023/12/5-7発表予定)※3

◆詳細(プレスリリース本文)はこちら

 

【用語説明】

※1 先端知能システム共同研究講座

2017年4月1日より発足した、サイバーエージェントAI Labと大阪大学大学院基礎工学研究科石黒浩教授との共同研究講座。人と社会において調和的に関わることができる、ロボットを含めた対話エージェントの実現に向けた基礎技術の確立及び、人の持つ対話能力に関する科学的な知見の獲得を目指しています。

 

※2 NIFREL(ニフレル)

「感性にふれる」をコンセプトとした生きもののミュージアム。展示は8つのゾーン【いろにふれる、わざにふれる、およぎにふれる、WONDER MOMENTS、かくれるにふれる、みずべにふれる、うごきにふれる、つながりにふれる】に分けられており、多種多様な生きものが120種類1,000匹飼育されています。

 

※3

https://hai-conference.net/hai2023/

 

【研究代表者】

大学院情報学研究科 東中 竜一郎 教授

https://www.ds.is.i.nagoya-u.ac.jp/

 

大学院工学研究科 小川 浩平 准教授

https://sites.google.com/site/sslabnagoya/home