行事一覧

市民公開講座等

医学部・医学系研究科 市民公開講演会「神経難病・認知症の最前線~治療と予防をめざして」

場所C24 ES 総合館1 階ES ホール
時間10:00~11:30

講 師:勝野 雅央(医学系研究科教授)

遺伝子工学や画像技術などの進歩により、パーキンソン病などの神経難病や、アルツハイマー病などの認知症の病気のメカニズムの解明が進んでいます。これらの病気は中高年で症状が現れますが、その20年以上前から脳内の病的変化が始まっていることが分かってきており、発症前に治療することで病気を予防しようとする試みが世界的に進められています。日常生活における認知症予防のポイントも含め、最新の知見を紹介します。

未来材料・システム研究所 市民公開講座:日本のエネルギーを考える-再生可能エネルギーの未来-

場所C31 IB015講義室
時間10:00~11:30

内 容:エネルギー自給率向上や非常用電源としての活用が期待される再生可能エネルギーについて、ヨーロッパの事例をふまえ、日本における今後の見通しを対談形式でわかりやすく解説します。

講 師:舟橋 俊久(未来材料・システム研究所客員教授)

    「日本における再生可能エネルギーの現状と今後の見通し」

講 師:上原 美鈴(海外電力調査会調査部門調査第一部副主任研究員)

    「ヨーロッパにおける再生可能エネルギーの推進

舟橋 俊久 上原 美鈴

              

法学部・法学研究科講演会「アジアの法と社会から考える法学の未来-名古屋大学のアジア力-」

場所C53 アジア法交流館2階 アジアコミュニティフォーラム
時間10:45~12:15

講師:鮎京正訓 (名古屋大学名誉教授/愛知県公立大学法人理事長)
本学名誉教授であり、ベトナム法を専門とする鮎京正訓氏をお招きし、アジアの法と社会の現状と法学の新しい課題、また、アジア諸国に対する法整備支援についてお話しして頂きます。

多元数理科学研究科 講演 NHKドキュメンタリー「宇宙飛行士になりたかった」では話せなかったこと-数学科からの挑戦-

場所D34 多元数理科学棟  509号室 
時間11:20~12:10

講 師:舘 弘士(岐阜県立各務原西高等学校教諭)

NHKドキュメンタリー「宇宙飛行士になりたかった」で紹介された数学科出身の舘弘士氏から、大学卒業後のキャリアアップの方法や、チャレンジの一例、その後の生き方について、ご自身の経験に基づいて話していただきます。

国際開発研究科 フィールドワークの経験と学習〜フィールドでのつながり〜

場所C41 国際開発研究科8階オーディトリアム
時間13:00~14:40

内 容:フィールドワークを通し、研究とのつながり、また国際開発研究科の講義でもある大学院における海外、国内実地研修を通じた学習とのつながり、フィールドでのさまざまな"つながり"の経験を講師の先生方にご講演いただき、パネルディスカッションを行う。

講 師:島田 弦(国際開発研究科教授)

     Liu Jing(国際開発研究科助教)

     その他招聘講師3名前後を交えてパネルディスカッションを実施します。

環境学研究科 公開講演会「歴史的環境の評価と再生-持続的発展を考える一助として」

場所D22 環境総合館レクチャーホール
時間13:00~14:00

講師:西澤 泰彦(環境学副研究科長)。

演題「歴史的環境の評価と再生―持続的発展を考える一助として」。長年にわたり歴史的建造物の評価や再生に関わってきた西澤泰彦先生に、世界遺産を含めた歴史的環境の評価と再生について、専門外の皆様にもわかりやすくお話頂きます。

教育学部・教育発達科学研究科公開講演会 目覚めよ、学校!−"私"として教育の未来を考える−

場所B45 教育学部本館2階大講義室
時間13:00~15:00

講 師:畑 康裕(意育-iiku塾代表)

内 容:意育-iiku塾代表の畑康裕さんを講師にお招きし、子ども一人一人の心の中に「意(志)」を育むことがいかに大切か、「教育」はどのようにしてその課題に応えていくか、私たちのそれぞれ("私")がどのようにその責務を引き受け、子どもたちに未来を託す覚悟ができるか、ご参加の皆様とともに考えていきます。

国際言語文化研究科 公開講座 「教授者の専門性を活かした言語教育」

場所B44 文系総合館7階 カンファレンスホール
時間13:00~16:00

 大学における外国語教育は教授者の専門性が明に暗に反映されており、学習者は実用的な外国語の習得のみならず、学問的な刺激を受けつつ、より広い見識を身につけることが期待できます。

 今回の市民公開講座では、教授者の専門・研究が言語教育にどう活かされているか、どう活かすべきかをテーマに、外国語教育の最前線で活躍する8名の講師陣(国際言語文化研究科教員及び修了生)と共に教育研究の在り方について考えていきます。

・志波 彩子 応用言語学講座 准教授(スペイン語)

「日西対照研究と言語教育」

・呉 禧受  名古屋大学国際言語センター 非常勤講師(日本語)

「言語教育、何を重視するか:二つ以上の言語環境にいる子どもと大人のために」

・謝 平   立命館大学言語教育センター 嘱託講師(中国語)

「中国語文法研究とコミュニケーション能力の育成」

・西川 智之 ヨーロッパ言語文化講座 教授(ドイツ語)

「学生の関心を引き付けるには?」

・尾関 修治 アメリカ言語文化講座 教授(英語)

「ICTを活用した英語授業:仕組みと効果」

・宇都木 昭 東アジア言語文化講座 准教授(朝鮮・韓国語)

「研究から教育へ、教育から研究へ」

・柳沢 民雄 東アジア言語文化講座 教授(ロシア語)

「ロシア語と私」

・飯野 和夫 多元文化論講座 教授(フランス語)

「思想・文学研究とフランス語教育」

環境医学研究所 市民公開講座2016「最新脳科学が解き明かす睡眠の謎~ヒトはなぜ眠るのか?」

場所E31 野依記念学術交流館2階
時間13:00~16:30

毎日8時間眠るとすると、人生の1/3の時間を睡眠に費やすことになります。健康な睡眠を取ることは日々の健康や活力ある覚醒に極めて重要ですが、現代のストレス社会では、4人に1人が何らかの睡眠に関する問題を有しており、それに伴う損失は3.5兆円/年にものぼるとされています。何気なく繰り返している睡眠覚醒ですが、どうして眠るのか?どうやって眠るのか?などその役割や調節機構についてはまだ良く分かっていません。今回の市民公開講座では、最前線の研究分野で活躍されている研究者をお招きして、最新の脳科学から睡眠覚醒の謎について迫ります。

 

 

13:05-13:45  

「睡眠覚醒の基礎 〜神経による調節メカニズム〜」

名古屋大学 環境医学研究所 教授 山中 章弘

 

13:45-14:25  

「聞いて得する眠りの話」

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 教授 裏出 良博

 

14:40-15:20  

「脳の時計が作る眠りとめざめのリズム」

北海道大学脳科学研究教育センター 招聘教授 本間 さと

 

15:20-16:00

「睡眠リズムの乱れが招く健康被害 -夜型生活と社会的時差ボケについて-」

国立精神・神経医療研究センター 部長 三島 和夫

文学部・文学研究科同窓会秋季サロン講演会 『中国の人びとの生活マナー』~老年者へのいたわりの気持ちはどこから?

場所B43 文学部2階237講義室
時間14:00~15:30

森正夫先生は、中国の各時代・地域社会の特質について永年にわたりご研究され、現在も中国と深く交流を続けておられます。秋季サロンでは、現代中国の社会・経済を見つめなおし、人びとのいたわりの感情の源を、歴史的に解き明かしていただきます。

講師:森 正夫(名古屋大学名誉教授)

理学部・理学研究科理学部講演会 研究者への道を決めたもの-名大の若さと空気

場所D27 理学南館大講堂  (坂田・平田ホール)
時間15:00~16:00

講 師:郷 通子(名古屋大学名誉教授、理事)

内 容:始まったばかりの生物物理学を学びたくて、お茶の水女子大から名古屋大学大学院に進学。当時にしては稀ですが、女性研究者が何人もいて、女だからと身を縮めた思いは全くありませんでした。本当に自由に、よい研究をすることだけを考えていました。名大で、多くの先輩の姿を見ながら研究生活をスタートしなかったら、その後の研究者人生は実現しなかっただろうと思っています。

医学部保健学科市民公開講座「高齢者のリハビリテーション~健康寿命をのばそう~」

場所大幸1 大幸キャンパス 東館大講義室
時間10:00~12:10

第1講 10:10~11:00 「転ばないことが健康寿命をのばす」

講師:野嶌 一平・名古屋大学大学院医学系研究科リハビリテーション学専攻・助教
【内容】未曽有の高齢社会に突入している我が国では、転倒によって発生する医療・介護費用は年間9,000億円にも達すると言われています。また、65歳以上の高齢者が要介護になる要因の12%が転倒に関連しているとされ、長く健康に自立した生活を送るためにも、転倒を予防することが非常に重要になっています。本講座では、高齢者の転倒の予防について、最新の知見を含めて紹介します。

第2講 11:10~12:10 「ロコモティブ シンドロームと健康生活」

講師:杉浦 英志・名古屋大学大学院医学系研究科リハビリテーション学専攻・教授
【内容】運動器の障害によって、移動機能が低下した状態をロコモティブ シンドロームといい、 進行すると、要介護となったり、要介護になる危険性が高まった状態になります。本講座では、高齢者がきたしやすい骨粗鬆症や変形性関節症などの運動器疾患とロコモティブ シンドロームとの関連について概説します。また、近年話題になっている災害時におけるエコノミークラス症候群とその予防法についても紹介します。