名古屋大学減災連携研究センターでは、昨年度に挑戦したプロジェクト『戦災で埋もれた「昭和東南海地震」の記録と記憶を後世に残したい』において、多くの方にご寄附をいただき、目標を達成することができました。心より御礼申し上げます。
本年は、襲来から60年を迎える伊勢湾台風をテーマに、死者・行方不明者数が5,098人に達した当時の被災情報や、迫りくる「スーパー伊勢湾台風」の襲来による想定被害について改めて調査分析するとともに、その成果を市民の方々と共有すべく、新たにプロジェクトを立ち上げました。今回のプロジェクトでは、目標金額を200万円と設定して、以下を行います。
- 資料に残る伊勢湾台風による被災情報や「スーパー伊勢湾台風」による想定被害などを市民のみなさまと共有し、迫りくる巨大台風の襲来に備え、地域の防災力を向上させるため、特別企画展、特別シンポジウムを開催いたします。
- 沿岸部における高潮と河川からの氾濫による被災リスクを正しく理解するため、伊勢湾台風ゆかりの場所を訪ねる巡検ツアーを実施いたします。
過去に学び、未来の巨大台風に備えるために、みなさまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
詳細は、下記ホームページをご覧ください。