駐日インド大使が名古屋大学を訪問:本学教職員や学生らと交流

公開日:2024年04月22日
お知らせ

シビ・ジョージ駐日インド大使は、4月15日(月)に名古屋大学(以下、「本学」)東山キャンパスを訪問され、杉山総長をはじめとする教職員や学生らと、学術研究や人材育成における日印間の協力や、今後本学に期待される役割などについて意見交換を行いました。

これに続きジョージ大使は豊田講堂シンポジオンにて、「Indo-Japan Special Partnership: Priorities」を演題にご講演を行いました。講演では、世界が「グローバル・サウス」に注目する中、インドの大きな変化が起きていることに触れ、名古屋大学を含む日本の関係者がその変化を知り、日印の双方が互いを理解することが重要であり、それらの結果は両国に多大な機会をもたらすことを強調しました。また、大使ご自身の講演がこうした理解の醸成を促し、具体的なアクションにつながるよう大きな期待を寄せました。

質疑においては、参加者からの質問・コメントに答えながら、これまでの日本企業のインド国内における実績をさらにスケールアップしていく必要がある、インドの発展のためのニーズは多くの分野にまたがっており小農支援や食品の流通改善などもその一つである、インドから来ている留学生一人一人にはインドの大きな変化を日本の知人・友人に伝えてほしいなどをお話しされました。本講演会には東海地域のビジネス界のリーダーも多数出席されました。

講演の後には、大使および杉山総長をインドからの留学生が囲む対話の場が設けられ、熱心なやり取りが予定の時間を超えて続きました。

 

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杉山総長、松尾機構長ほかとの意見交換

 

 

English

https://en.nagoya-u.ac.jp/news/indian_ambassador.html

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