9月4日(火)から8日(土)の間、静岡県の小笠山総合運動公園において開催された第16回全日本 学生フォーミュラ大会において本学フォーミュラチームFEMがEVクラスで2連覇、総合成績第3位を獲得しました。
この大会は公益社団法人自動車技術会が主催しているもので、学生自らが構想・設計・制作した車両により、ものづくりの総合力を競うものです。この大会は毎年夏に開催され、それに向けて参加大学は仮想企業としてフォーミュラスタイルの車両を製作します。競技は、車両の走行性能を競う動的競技だけでなく、製作技術・生産方法や企画・販売といった要素を競う静的競技もあり、ものづくりの総合力が評価される大会で、今大会では93チームが出場しました。
この大会にはICV(ガソリン車)クラスとEVクラスとがあり、本学フォーミュラチームFEMは一昨年までICVクラスに出場し総合優勝も経験しました。しかし、モータースポーツの本場であるドイツ等の学生フォーミュラ大会で結果を出しているEVの速さに魅力を感じ、昨年からEVクラスに単独参戦しています。今大会は、海外の強豪校も参戦する中、台風接近による難しいコンディションを制し、EVクラス2連覇を果たし、ICVクラスとの総合でも昨年度から1つ順位を上げ、第3位を獲得しました。
また、新技術や環境技術の評価が高いチームに送られる国土交通大臣賞をはじめとする多くの特別賞を受賞し、多くのメディアにも取り上げられました。
獲得した賞は以下の通りです。
デザイン賞 2位
加速性能賞 3位
グッドアキュームレータコンテナデザイン賞 3位
国土交通大臣賞
日本自動車工業会会長賞
EV総合優秀賞
関連ホームページ:名古屋大学フォーミュラチームFEM
関連ホームページ:自動車技術会