杉山総長、ノースカロライナ大学チャペルヒル校を訪問

公開日:2025年10月21日
お知らせ

2025年9月24日、杉山総長は、米国ノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パーク滞在中にノースカロライナ大学チャペルヒル校を訪問し、リー・ロバーツ学長と会談を行い、今後の両大学間の協力拡大に向けて議論しました。会談には、本学から、水谷副総長(国際担当)、粕谷医学系研究科副研究科長、神山NU Tech所長等が、チャペルヒル校から、ジム・ディーン代理プロボスト、バーバラ・スティーヴンソン副学長(国際関係)、ヘザー・ワード・プロボスト補佐(国際関係)等も同席しました。

 

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チャペルヒル校は、米国最古の州立大学の一つで、名門公立大学群である「パブリック・アイビー」に数えられている名門校です。同校の研究費の半分近くは医学分野が占めており、これまで両大学の医学系研究科を中心に、学生交流や研究協力を積極的に進めてきました。今回の訪問は、2024年8月に就任されたロバーツ学長と初めて面会する機会となりました。 

会談では、医学・医療分野における顕著な連携が話題の中心となりました。両大学は、「高齢化と家族」をテーマとした学術シンポジウムを本年10月にチャペルヒル校で開催し、来年3月には本学で開催する予定です。本シンポジウムは、JAPAN FOUNDATION (国際交流基金)の支援を受けて実施されるものであり、高齢化社会における家族・社会の役割や支援の在り方について、医学、看護学、公衆衛生、ソーシャルワーク等、多分野の専門家が分野横断的に議論を交わします。

 

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 Chancellor Robertsとの会談後の集合写真

 

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Chapel Hill校を象徴する The Old Well

 

また杉山総長は、医学・医療分野に加えて、サイバーセキュリティ共同プログラムによる学生交流の意義を強調し(本年度第3回目を実施)、今後様々な分野への協力拡大を提案しました。これに対し、ロバーツ学長からも賛同と具体的な分野についての提案が示されました。さらに、連邦政府及び州政府の予算、ノースカロライナ大学機構及びチャペルヒル校の関係・発展等、米国の高等教育事情について意見交換を行いました。

 会談に続いて昼食会議が開催され、スティーヴンソン副学長に加え、ペニー・ゴードンラーセン副学長(研究担当)、サマンサ・メルツァーブロディ医学研究科長、ジャン・バスビーホワイトヘッド高齢化・保健センター長等が出席しました。両大学の重点研究分野や医学部・医学系研究科の教育・研究制度について情報共有を行い、公的研究資金への共同申請も視野に入れながら、協力分野の拡大に向けて研究者のマッチングを行うこと等、多岐にわたる意見交換を行いました。

 

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昼食会議メンバーとの集合写真

 

 今回の杉山総長らによるノースカロライナ大学チャペルヒル校訪問を通じて、本学と同校の良好な協力関係が改めて確認されたとともに、今後の更なる連携強化と国際的な協働の推進が期待されます。

 

 

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