本学に「NGKアドバンストナノマテリアル産学協同研究部門」を設置 ~産学共創で未来の材料技術を切り開く、日本ガイシ初の大学内拠点~

公開日:2025年10月22日
お知らせ

本学未来材料・システム研究所(IMaSS)と日本ガイシ株式会社は、カーボンニュートラルとデジタル社会の課題解決、産学共創による最先端材料技術の研究開発の推進を目的とする産学協同研究部門「NGKアドバンストナノマテリアル産学協同研究部門」を2025年9月1日付で設置し、活動を開始しました。

 

近年、カーボンニュートラルやデジタル社会の進展に伴い、より高性能で環境負荷の少ない材料技術への社会的ニーズが高まっています。日本ガイシは、大学との共創を通じて、最先端材料技術の研究開発、将来の新商品開発につながる基盤技術の獲得を目指した活動を推進しています。今回の産学協同研究部門の設置により、産学共創による最先端材料技術の研究開発の推進とともに、名古屋大学の高度な研究設備、情報ネットワーク、図書館・データベースなどの学内インフラや、リサーチ・アドミニストレータ(URA)による支援を活用し、大学教員との密な連携のもと、新たな研究テーマの探索や人材育成も推進します。

 

本部門には、日本ガイシから特任教授1名と特任助教3名が在籍出向し、専用の研究スペースで活動を行います。部門設置と併せて、未来材料・システム研究所の長田 実教授との共同研究を開始し、無機ナノ材料の開発と応用など最先端の材料開発に取り組みます。将来的には、本活動で生まれた基盤技術をもとに、カーボンニュートラルやデジタル社会に貢献する新商品・新事業の創出を目指します。

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