腎疾患の重症化予防と介護の重度化の低減を目的とし、1件当たりの医療費がほかの疾患と比べて高額な腎疾患を中心に、医療費の抑制を進めるとともに健康寿命の延伸を目指します。
10月11日に締結式を実施し、本学医学系研究科の木村宏研究科長と春日井市の石黒直樹市長とが本プロジェクト開始に伴う覚書に調印しました。
当研究科と春日井市は2024年10月から、同市の医療・介護データの解析に着手し、この分析結果をもとに市民の中からハイリスク者を抽出し、運動の推進や食事の改善指導をおこなうなど予防策を講じていきます。
本プロジェクトは、東海国立大学機構連携拠点支援事業「健康医療ライフデザイン統合研究教育拠点」の一環で、データ分析にとどまらず、未来を予測しアプローチをすることで、医療・介護の適正化と次世代社会のwell-beingを目指してまいります。