令和6年春の紫綬褒章受章者が決まる

公開日:2024年04月30日
受賞者情報

鳥居 啓子 トランスフォーマティブ生命分子研究所・客員教授が、令和6年春の紫綬褒章を受章することが決定しました。

紫綬褒章は、科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与されます。

 

受章理由

植物発生学の分野において、受容体型キナーゼを介した細胞間情報伝達の実体を世界に先駆けて明らかにし、対応するペプチドホルモンの同定にも成功した。さらには、陸上植物のガス交換と蒸散を担う気孔を作り出す指令転写因子群や、気孔の数と配置を制御する情報伝達経路を発見。植物科学への多大な貢献をした。気孔は、作物の水利用効率や収量に直結しており、基礎植物発生学を超え環境や農学へもインパクトをもたらした。

 

鳥居 啓子 教授の経歴など

https://www.itbm.nagoya-u.ac.jp/ja/members/post_77/index.php

  

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