令和7年度赤﨑学生奨励賞の受賞者が、赤﨑学生奨励賞審査委員会での厳正な審査の結果、以下の5名に決定しました。本賞は令和4年度より新たに設立された賞で、本学在籍の大学院博士後期課程1年/医学博士課程1年の学生のうち、人文・社会科学、理工学及びバイオ・医療科学の分野において、将来的な発展や可能性が期待でき、本学の高い教育研究水準を内外に知らしめることができる研究を行っている者に対する顕彰制度です。授賞式は、9月2日(火)に名古屋大学本部事務局一号館第二会議室で挙行されました。
【理工学分野 受賞者】
氏名 |
所属・専攻 (指導教員・職名) |
対象となる研究課題名 |
安藤 慶太 |
理学研究科・理学専攻 (山口 茂弘・教授) |
①ホスフェピニウムπ電子系の非平面構造に基づく軌道相互作用と光物性 ②ホスホニウムを含む非平面π電子系の動的挙動に基づくイオン伝導システムの開発 |
二ツ橋 龍 |
工学研究科 化学システム工学専攻 (井藤 彰・教授) |
①バイオ人工膵臓のための多孔質膜とリン脂質ポリマー修飾ハイドロゲルの開発 ②低癒着性多孔質膜の開発と膵島微小環境の構築に基づくバイオ人工膵臓の創製 |
森 涼哉 |
工学研究科 マイクロ・ナノ機械理工学専攻 (青山 忠義・教授) |
①ユーザーに最適な指導者選択と熟練者模倣AIエージェントによるパーソナライズド微細操作支援 ②状況認識を基盤とした人との協働による高自律性AIと人の知覚特性個別化AIによる微細操作支援の拡張 |
【バイオ・医療科学分野 受賞者】
氏名 |
所属・専攻 (指導教員・職名) |
対象となる研究課題名 |
安藤 大雅 |
工学研究科・有機・高分子化学専攻 (大井 貴史・教授) |
①天然物の直接改変による概日リズムの超高活性周期短縮化合物の開発 ②超高活性周期短縮分子の機能解明と医薬応用 |
髙木 隆 |
生命農学研究科・森林・環境資源科学専攻 (梶村 恒・教授) |
①クビナガキバチ科昆虫-菌類共生系の多様性と材部における養菌性キクイムシとの競合利用 ②クビナガキバチ科昆虫-菌類共生系の維持機構と森林生物群集に与える影響 |
※対象となる研究課題名について
①は、博士前期課程(医学部医学科卒業生においては学部6年間)の研究課題名
②は、博士後期課程での研究課題名
授賞式に出席した総長、審査委員、受賞関係者及び受賞者
受賞者は、左から髙木 隆さん、森 涼哉さん、安藤 慶太さん、二ツ橋 龍さん
安藤大雅さんは、留学中のためオンライン出席