7月29日(月)、「大学発ベンチャー表彰2019」の受賞者が発表され、名古屋大学発ベンチャーであるIcaria株式会社が、新エネルギー・産業技術総合開発機構理事長賞を受賞しました。同社の事業内容は、尿中miRNAをバイオマーカーとしたがんの早期診断ですが、同社のコアテクノロジーであるエクソソーム、miRNAを高効率で抽出できる酸化亜鉛ナノワイヤデバイスは、共同創業者である本学 安井隆雄工学研究科准教授の研究をベースにしたものです。
「大学発ベンチャー表彰」は、平成26年度に開始した制度で、大学などの成果を活用して起業したベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業などを表彰するものです。
授賞式は8月29日(木)、東京都内で執り行われました。