名大生ボイス

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大学生活全般

2026.05.26

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スマホを勉強の敵にしないために Part 2

前半では、スマホを勉強の敵にしないために、機能ごとの役割を分けて考えることと、タイマー、メモの使い方について書きました。後半では、その続きとして、私が予定を見失わないために使っているカレンダーと、忘れずに動くためのリマインダーの使い分けを中心に書いてみます。

 

大学生活や研究生活では、やることが多いだけでなく、種類もかなり違います。授業の時間割、レポート締切、ゼミ、実験、打ち合わせ、書類提出、就活やインターンの予定などが同時に進むので、頭の中だけで整理するには限界があります。そこで私は、スマホを見ないようにするのではなく、予定管理の役割を明確に分けて使うようにしています。

 

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カレンダーは今日を管理するためではなく一週間を見失わないために使う

予定管理というと、その日の時刻を埋めるイメージが強いかもしれません。しかし、私がカレンダーを重視している理由は、今日の予定を知るためというより、今週の全体像を把握するためです。

 

高校生なら模試や提出物、大学生なら授業やレポート締切、大学院生なら実験、ゼミ、打ち合わせなど、予定は単発ではなく連続して存在します。今日だけを見ていると、目の前の作業には対応できても、数日後の負荷を読み違えやすくなります。

 

私はカレンダーに、授業や会議のような固定予定だけでなく、締切日と、その少し前の準備日も入れるようにしています。たとえばレポート提出が金曜日なら、水曜日か木曜日の段階で下書きに触れる時間を先に確保しておきます。締切当日に初めて焦らないようにするためです。

 

この使い方の利点は、忙しさを感覚ではなく配置で見られることです。今週は余裕があるのか、どこで詰まりそうか、前倒しが必要なのかが、頭の中だけで考えるよりはるかに明確になります。勉強がうまく進まないとき、能力の問題というより、単に週全体の見通しが弱いだけということも少なくありません。

 

私自身も、予定が詰まってから慌てることが何度もありました。そうした経験から、締切だけを入れるのではなく、その前に着手する日を置くようにすると、精神的な余裕が少し生まれると感じています。大学では自由時間が増えるように見えて、実際には自分で管理しなければならない時間が増えるので、週単位の見通しはかなり大切です。

 

さらに、カレンダーを見返す習慣があると、無理な予定の入れ方にも早く気づけます。勉強、課題、アルバイト、研究、私用を全部その場の勢いで入れてしまうと、予定そのものは成立していても、移動時間や準備時間が抜け落ちていることがあります。週の並びで見ることで、予定の数だけでなく、間にある余白まで意識できるようになります。

 

 

リマインダーは実行のきっかけを作るために使う

予定をカレンダーに入れただけでは、人は案外動けません。予定を知っていることと、その瞬間に行動できることは別だからです。そこで役立つのがリマインダーです。

 

私の中では、カレンダーは予定の地図で、リマインダーは行動の着火装置です。たとえば、課題を提出する、書類を出す、ゼミ前に資料を見直す、といった忘れると困る行動は、思い出す努力に頼らず、通知で拾うようにしています。

 

ここで大切なのは、リマインダーを増やしすぎないことです。何でも通知すると、結局どれも見なくなります。私は、時間が来たら必ず動きたいもの、あるいは忘れたときの損失が大きいものに限定して使っています。逆に、今日中にできればよい程度の作業は、カレンダーやタスクリスト側で把握する方が合っていると感じます。

 

受験生にもこの考え方は有効だと思います。たとえば、勉強時間そのものをすべて通知で管理する必要はありませんが、模試の申し込み期限、出願関係、学校提出物などは、忘れたときの影響が大きいので、機械的に通知してもらう価値があります。頑張って覚える部分と、仕組みに任せる部分を分けることが重要です。

 

また、リマインダーは、やる気がある時の自分が、やる気が落ちた時の自分を助ける仕組みでもあります。元気なときには覚えていられると思っていても、忙しい週や疲れている日には簡単に抜けます。だからこそ、大事なことほど記憶力ではなく、通知に預ける方が安定します。自分を信用しすぎないことも、継続のためには案外大切です。

 

 

一日の流れの中で、機能の出番を分ける

実際に私が意識している流れも、そこまで複雑ではありません。朝や前日の夜にカレンダーを見て、その日に何があるかを確認します。勉強や作業を始めるときはタイマーを使って着手の抵抗を下げます。途中で別のことを思いついたらメモに逃がします。そして、提出や参加など忘れると困るものだけをリマインダーで拾います。

 

この順番が定着すると、スマホを触る理由が毎回はっきりします。予定確認のために開いたのか、時間を区切るために開いたのか、記録のために開いたのかが明確なので、無目的に触る時間が減ります。これは地味ですがかなり効果があります。

 

反対に、予定確認もメモも検索も連絡も全部その場の気分で始めると、スマホを開くたびに別の機能へ飛びやすくなります。集中力の問題というより、入口が曖昧だから出口も曖昧になるのだと思います。

 

 

通知はなるべく少なく

スマホを勉強に使うと言うと、便利なアプリをたくさん入れる方向に考えがちですが、私の実感では、追加すること以上に減らすことが重要です。特に通知は、勉強の流れを細かく壊します。

 

私自身、以前は必要そうに見える通知をかなり残していました。しかし、実際には、その場で見る必要がないものが多く、気づかないうちに注意の切り替え回数だけが増えていました。そこで、今すぐ反応しなくても困らない通知はかなり減らしました。

 

そのうえで、勉強や予定管理に関係する通知だけを残すと、スマホの役割が整理されます。通知を全部切るという話ではありません。自分が能動的に使う機能と、受動的に割り込んでくる情報を分けることが大切だと思います。勉強に役立つ機能を増やしても、邪魔する通知が多ければ、結局バランスが崩れます。

 

 

おわりに

後半では、スマホを勉強の敵にしないために、カレンダーとリマインダーをどう使い分けているか、そして一日の中でどの順番で機能を使うと混乱しにくいかについて書きました。私の中では、カレンダーは見通しを持つための道具で、リマインダーは実際に動くためのきっかけです。

完璧に管理できなくても大丈夫です。まずは今週の締切を一つカレンダーに入れる、忘れたくない予定を一つだけリマインダーに設定する、その程度からでも十分始められます。

 

スマホは、触り方が曖昧だと集中を崩しやすいですが、役割を与えて使えば、勉強や大学生活をかなり支えてくれる道具になります。拙い文章ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

Profile

所属:創薬科学研究科 修士2年

出身地:愛知県

出身校:愛知県立岡崎高等学校