名大生ボイス

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大学生活全般

2026.03.12

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履修登録のポイント~新入生の履修登録Vol.2~

お待たせいたしました。今回は、「新入生に向けた履修について」の第2部です。お伝えしたいことが多く、3部編成でのお届けになりました。第3部もぜひご覧ください。

 

第2部では、履修登録の準備として「授業の選び方のポイント」について項目ごとにお話しします。好きな科目や興味のある科目を履修するのが良いというのは大前提ですので、あえてここでは触れず、“コツ”としての授業の選び方をお伝えしていきます。

 

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大学の授業

大学というと、自由に授業を選べるイメージがあるかもしれません。しかし実際には、「この授業をこの時間に受けたい」という取り方は基本的にできません。いくつかの時間帯で開講されている授業もありますが、基本的には授業Aは「何曜日の何限」と決まっています。

 

そのため、授業Aを取る場合はその開講時間に他の授業を入れず、時間を空けておく必要があります。逆に、授業を入れたい時間帯があるなら、その時間に開講している授業の中から履修するものを選ばなければなりません。

 

更に、卒業するためには単に沢山単位を取れば良い訳ではありません。各分類から何単位以上取得する必要がある、といった要件もあります。これらを踏まえた上で、以下の様々な観点から履修する授業を選んでみてください。

         

クォーター制

はじめに、名古屋大学の時間割制度について触れておきます。

 

名古屋大学ではクォーター制が採用されています。2学期制の大学が多いようですが、4学期制は学生にとって良い制度だと感じています。1学期分の科目は8回の授業で構成され、これで1単位になります。テストなどの負担が大きすぎずに履修できるため、一つの授業の重みが比較的軽く、さまざまな授業に挑戦しやすい印象です。

 

ただし、全ての授業がこの4学期制の時間割で実施されるわけではありません。全学教育科目や、学部によっては専門科目の中にも、半期にわたって15回の授業で構成され、2単位とされる科目があります。

 

例えば、春1期だけの1単位の授業を取るのか、春学期を通して2単位の授業を取るのか。春1期だけの授業を取るなら、もう1単位分をどこで補うのか。こうしたことを考えて履修登録をしなければなりません。

 

また、オンデマンドの授業であっても、同じ時間帯の授業を重ねて履修することはできません。(×春学期月曜1限と春1期月曜1限を同学期に履修/〇春1期月曜1限と春2期月曜1限を同学期に履修)

 

更に、集中講義という形式の授業もあります。これは通常の時間割には載らず、オンデマンド形式で行われたり、夏休みにまとめて(2~5限×2日間など)実施されたりする授業です。開講数は多くありませんが、このような授業で単位を補うことも可能です。

 

履修登録の際、シラバスや登録フォームには「春学期」「秋1期」「Ⅱ期」など、さまざまな表記が出てきます。これを整理したものが以下の表です。

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これが分かるようになると、シラバスを見ながら履修登録の対象期間かどうか、また自分の学年が受講対象かどうか(自分より上の学年で開講される授業は受講できないことがあります)を判断できるようになります。

 

履修登録は春学期と秋学期の年2回行われます。つまり、春1期と春2期の登録は同時に行います。2期目に開講される科目は登録忘れが起きがちなので注意が必要です。履修登録後には、登録漏れがないか同じ専攻の友達と確認しておくと安心です。

          

 

隔年開講

先程、春1期分の授業を取ったとき「残りの単位をどこで補うか」という話をしました。全く別の時間の授業を取る人もいれば、取らなかった方の授業を翌年に履修しようと考える人もいます。

 

ここで注意していただきたいのが、隔年開講の授業です。これは、2年に1度しか開講されない授業のことです。授業AとBが交互に開講されるような場合は何らかの授業を取ることができますが、そうでない場合、「来年履修して今年取らなかった分の単位を補う」ということができなくなります。

 

隔年開講の授業は多くはありませんが、そのようなものもあるということを頭の片隅に置いておくと安心です。

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授業時間

授業が実施される時間帯も、意外と重要なポイントです。

 

名古屋大学の時間割は以下のようになっています。

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他大学と比べて、1限の開始時刻が早いのが特徴です。当時、三重県から通学していた私にとっては、1限はかなりの負担でした。

特に冬は朝起きるのが本当に辛かったです。

 

また、5限の帰りが遅くなることも、じんわりとした負担になります。課題が多い日や、翌日が1限からの日はなかなか大変でした。

1・2年生の時期は、必修科目で1限や5限に授業が入ることもありますが、必ずしも取らなくても他の授業で補える場合は、昼間の時間帯の授業の方が履修の負担は軽いと思います。

 

空きコマ

大学では、1限から5限までの授業をすべて埋めるとは限らないため、授業と授業の間に空き時間が生まれます。これが「空きコマ」です。

 

例えば2・3限が空きコマになると、授業時間90分と昼休み60分を合わせて、150分ほどの空き時間ができます。かなり長い時間になるので、持て余してしまうこともあります。

 

家で課題をするのが苦手な方は、あえて空きコマを作り、図書館などで課題に取り組む時間にするのも良いかもしれません。私は一人の空間の方が集中できるタイプだったので、課題は家で済ませ、空きコマは友達とおしゃべりしたり、本山までご飯を食べに行ったりと、リラックスの時間にしていました。これはこれで楽しいのですが、やはり暇だなと感じる日もありました。自分の性格に合わせて、空きコマの作り方を調整してみてください。

 

 

履修取り下げ

履修登録後に、履修を取り下げることができる制度があります。各学期の初め頃に履修取り下げの期間があるため、履修を迷っている授業も一度登録しておき、少し様子を見てから継続するか取り下げるかを考えることができます。

 

不合格評価F(GP=0)に対して、履修取り下げは欠席評価W(受講しなかったのと同等)になるため、GPAへの影響がありません。

 

履修取り下げ制度を採用していない科目もあるようですが、必修科目を除いて私はあまり出会ったことがありません。ただし、テストを欠席すればW評価になる授業がある一方で、取り下げ期間内に正しく申請した場合のみW評価になる授業もありますので注意してください。

 

 

友達との協力

友達と同じ科目を履修しておくと、都合が良いことも多いです。基本的にはTACTを通じて連絡が来ますが、課題についての“補足”説明などが対面のみで行われることがあります。

それがテストの注意事項の補足だったりすると、成績に大きく関わることもあります。聞き逃してしまうと大変なことになることもあるため、協力できる友達がいると心強いものです。

 

ここで一つ、入学当初私たちの周りで流行っていた、誰が同じ授業を履修しているかを確認する“裏技”をご紹介します。TACTで各授業のページの「メッセージ」を開き、「メッセージを作成」に進み、宛先の受信者欄を選択すると、その授業の受講者を見ることができます。ここから、教室や持ち物が分からないときなどに、初回授業前に頼れる相手を見つけることができます。

 

 

さいごに

以上が授業の選び方のポイントです。ぜひ自分に合った授業や履修スタイルを見つけて、無理なく、そして楽しく学んでください。

履修登録に戸惑っていたあの頃を思い出しながら記事を書いていると、「これも伝えたい」と思うことが次々と出てきて、つい長くなってしまいました。本記事が、皆さんの履修登録の参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

Profile

所属:情報学部自然情報学科3年

出身地:三重県