名大生ボイス

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大学生活全般

2023.02.01

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2023 ミス日本「水の天使」を受賞

この度、2023 ミス日本「水の天使」を受賞させていただきました。名古屋大学医学部医学科2年の竹田聖彩です。

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写真提供:(一社)ミス日本協会

 

ミス日本では、ファイナリストになると様々な勉強会に参加することができます。それが、私がミス日本にチャレンジした理由の1つでもあります。例えば、能や華道、話し方、日本の逸話と教訓など、第⼀線でご活躍される先生方の講義です。この勉強会を通じて日本の文化を改めて知り、自分のルーツに対する誇りや、それを後世にまで伝えたいという思いでいっぱいになりました。

 

自然と溶け込んだ日本の芸術やライフスタイル、文化、信念が、私たち日本に住む全員をお互いにつなぐ、理解しあえるカギとなるのだと思います。
医師となって、沢山の患者さんと今後関わるにあたり、大切にしたい心構えです。

 

また、医学部の授業を受ける私の気持ちにも変化がありました。特に「試験を通れる勉強をしてほしいんじゃない。将来患者さんに対面した時に、自然と知識を組み合わせた思考ができて、最適な選択を提示できる能力を身につけて欲しいんだ」という先生のお言葉は、ミス日本の勉強会を通じて、「まごころ」について深く考えるようになっていた私にとても強い衝撃をあたえました。また、今回のミス日本のチャレンジを通して、大学の先生をはじめ、先輩方、同級生の皆さんが温かく見守って下さり、勉強しやすい環境だけでなく、人との関わりにもすごく恵まれているのだなと改めて感謝する場面がたくさんありました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

名古屋大学の自発性を重視する教育実践と自由闊達な雰囲気によって、「挑戦してもいいんだ。なんでもやってみよう」と思え、挑戦する意欲が湧きました。
「勇気ある知識人」を目指せる雰囲気や学生への手厚いサポートがあることが、本来の分野の学びをおろそかにせず、また違うことにも挑戦しようと思えた1番の理由だと思います。

 

今回のチャレンジを通じて、普段私たちが水道の水を何も考えず使ったり、お風呂の水を当然のように流せたりすることは、全く当然のことではないと知りました。日本の上下水道に携わる方々の、日々の水の需要や流入量に合わせた精密なお仕事のお陰で、私たちの日常や、病院や他施設でも水の正常な循環が守られています。
今後、ミス日本「水の天使」として、いつも日本の水インフラを支えてくださる方々とお会いできること、さらにご指導いただけて、もっと日本の水インフラについて学べることが、本当に楽しみです。
水の広報官として日本のステキな水インフラを発信していくと同時に、私自身、水業界の方々とのご縁を大切に、たくさん学びを得たいと思います。
学校での学びとミス日本での活動を通して、将来、ふとした瞬間に「あの人に相談してみようかな」と思い出してもらえるような、そんな医師になれるよう、今後もひとつずつ、自分にできることを積み重ねていきたいと思います。

 

インスタグラム @seia_st

 

参考:ミス日本の勉強会⼀覧
能、華道、浮世絵、日本の逸話と教訓
日本の水インフラ、日本の林業、海上保安庁
SDGs、自閉症支援AOAアート、現代アート
社会⼯学、睡眠、SNS ブランディング、伝える話し方、スキンケア、ウォーキング、メイク、エクササイズ、志についての講義、ダンス、スポGOMI 等

Profile

所属:医学部医学科2年生

出身地:愛知県

出身校:南山国際高等学校