2026.06.15
- 大学生活全般
情報学部自然情報学科ってどんなところ? Part2
こんにちは。前回に引き続き自然情報学科をご紹介していきます。
自然情報学科の4年間
前回カリキュラムをご紹介しましたが、具体的にはどのような授業を受けるのか学年ごとにご紹介していきます。
【1年生】
全学教育科目の受講が中心です。(詳しくは「全学教育科目とは 〜新入生の履修登録 Vol.1〜」の記事を参考にしてください。)
他に、専門基礎科目として情報セキュリティなどの情報を学ぶ上で必要な知識や、簡単なプログラミングの能力を身に着けます。
【2年生】
専門基礎科目として「心の科学」、「情報と国際社会」などの社会と情報の関連について学ぶ授業や、「論理学」や「確率統計及び演習」など数学的な授業を受けます。アルゴリズムやプログラミングの授業もあり、だんだんと専門的になっていきます。
他に専門科目として情報分野に関連した数学や理科の知識も身に着けはじめます。
【3年生】
数理情報系と複雑システム系のどちらかに配属されます。前者では、より数学的な手法(数理アルゴリズム、最適化計算など)のための知識を学び、後者では、自然や社会現象などのたくさんの要素が組み合わさった複雑な事象についての分析のための知識を学びます。配属によって必要な単位数は異なりますがどちらの系の授業も受ける必要があります。
数学や理科の知識を身に着けるだけでなく、シミュレーションのプログラムを動かしてみたり、自分でコードを書いてグラフの作成を行ったりなどの実践的な授業も受けます。
【4年生】
それぞれの研究室に配属され研究を行っていきます。
6月現在の私は、授業は取っておらず、研究室ミーティングとゼミに参加しています。ミーティングでは先輩方に卒業研究を紹介していただき研究分野について学び、ゼミでは統計学と機械学習について学んでいます。ちょうど最近、卒業研究のテーマの方向が定まってきたので、研究にも取り掛かり始めました。
面白かった授業
まだまだ自然情報学科の学習のイメージが付きにくいかと思いますので、私が面白いと思った授業をご紹介します。今開講されている授業とは先生や内容が一部異なる場合がありますがご了承ください。
❒プログラミング1
1年生秋期に受講した授業です。3~4人のグループに分かれて簡単なアプリを開発しました。私たちのグループは既存のコードを改変し、機能を追加する形で開発を行いました。AIの利用が許可されていたためプログラミングの知識がなくとも開発らしい開発ができて面白かったです。AIを使っていてもどこをどう変えればうまくいくのか、どういうコードを書くとどういう機能が実装されるのかとても勉強になります。開発されたアプリは十人十色で他のグループの作品を見るのも面白かったです。
❒アルゴリズム1・2、数理情報学3・4
2、3年生の時に受講した授業たちです。アルゴリズム1・2ではデータ、配列、グラフなどの基礎知識や簡単なアルゴリズムを学習し、数理情報学3・4ではより複雑なグラフや、最短経路問題などのより身近なアルゴリズムを学びました。数理情報学3・4の最終課題では、アルゴリズムを自分で設計する問題が出題されました。簡単には解けなかったですが、パズルのようで試行錯誤するうちに完成に近づいていきとても興味深かったです。
❒PBL1
3年生の春2期に受講した、課題解決に取り組むグループワークの授業です。3~4人でグループになり、課題について考え、中間発表と最終発表の2度プレゼンを行いました。
企業と提携した授業で、実際にある課題の解決に取り組みました。課題にはいくつか種類があり、各グループ好きなものを選択しました。ある大きな目標を達成するために必要な、手前の目標などを考えたり、設定された予算の現実的な使い方を考えたりメンバーと協力して課題解決に取り組みました。グループで取り組むことで自分にはなかった視点やアイデアを知ることができました。それぞれが意見を出し合い、だんだんと案が良くなっていく過程が面白かったです。
❒認知心理学D
3年生の春2期に関連専門科目として受講した、人間・社会情報学科の授業です。デザインやインターフェースを考えるうえで必要な、人間の知覚の仕組みや錯覚について学びました。より効果的なデザインは何か、設計に必要な知識を身に着けることができました。余白は高級感を出すなど、身近なデザインについて様々なことを知ることができて面白かったです。
オープンキャンパス&オンライン進学相談会
2026年度オープンキャンパスは、下記の日程で開催されます。
8月6日(木):教育学部、法学部、経済学部、工学部、農学部
8月7日(金):文学部、情報学部、理学部、医学部医学科、医学部保健学科
実施内容等の詳細や申し込みついては、6月下旬に名古屋大学受験生応援サイトで案内されるそうなのでぜひチェックしてください。
昨年は対面とオンラインの2種類の参加方法があり、学科紹介やミニ講義はアーカイブ配信もあったようです。懇談会の実施もあり参加者からの質問に回答してもらえるようです。
私が受験生の時はまだコロナが収束しきっていなかったため、情報学部のオープンキャンパスはオンラインのみの開催でした。工学部は対面での実施があったためこちらは対面で参加しました。もちろん遠方からの参加は時間も費用も掛かり大変ですが、この機会に一度大学に来ておくのも良いと思います。受験勉強が本格的化してきてしんどくなる8月の息抜きになり、モチベーションの向上にもつながります。また大学までの道のりを知ることで入試の際に安心して行動できるのでおすすめです。
オープンキャンパスは事前申し込み制ですので忘れずにお申し込みください。定員を超えた場合は抽選になるそうです。
オンライン進学相談会は、7月30日(木)から8月5日(水)の平日5日間に開催され、個別と集団の2種類の参加方法があります。 大学生活や入試についてなどどんな内容でも良いそうです。事前に相談内容を提出するようなので専門的な質問の回答も準備してもらえるかもしれません。6月29日(月)の16時から申し込みがスタートしますが、こちらは先着順だそうなのでお早めにお手続きください。
さいごに
以上が自然情報学科の紹介でした。自然情報学科は色々な分野と情報学のかかわりを通して学習するため、幅広く知識が身につきます。
本記事を通して少しでも自然情報学科に興味を持っていただけた方はオープンキャンパスなどに参加し、詳しい研究内容やより専門的な学習内容を聞いてみてください。最後までお読みいただきありがとうございました。
Profile
所属:情報学部自然情報学科4年
出身地:三重県