名大生ボイス

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大学生活全般

2017.10.25

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名大おすすめスポット(パソコンラボ編)

みなさんこんにちは!理学部数理学科2年の廣瀬です。最近めっきり冷え込むようになりましたね。私もつい先日あわてて毛布と厚手のパジャマを出しました。ですが、日中はまだまだ暖かく過ごしやすいですね。私は例年、寒暖差の大きいこの時期に体がついて行かず体調を崩すことが多いので今年こそは健康に乗り切りたいですね。そのために手洗い・うがいだけでなく、体の中から免疫力をつけるために朝のジョギング、そして夜の筋トレを始めました。受験に向けて追い込みをかけている方も、勉強だけでなく気分転換がてら運動にも毎日20~30分取り組んでみてはいかがでしょうか。軽い運動をしながら勉強してきたことを頭の中で整理する(たとえばジョギング前に単語を覚えて、覚えた単語を頭の中で反復しながら走る)としっかり定着する、とテレビでやっていました。また、頭と身体、どちらかを偏って使うと深い睡眠が得られにくいという話も聞いたことがあります。実際、何時間も机に向かって勉強した日は少し寝つきが悪かったことがあるので、これは実感を持ってみなさんにお伝えできます。勉強と運動、どちらもバランスよく取り組むことが大事なんですね。

 

さて、今回も前回に引き続き名大の中の私のおすすめスポットの紹介を通じて、みなさんに大学での生活を少しでも身近に感じていただきたいなと思います。今回はパソコンラボ、いわゆるパソコン室の紹介です。高校までのパソコン室は情報の授業で使用したことはあっても普段は生徒は使用できない場合が多いのではないでしょうか?名大のパソコンラボは、講義が入っていない教室は基本的にいつでも(8時頃から20時頃まで)利用できます。私が今書いているこの記事もパソコンラボで書いています。ラボは学内にいくつかあり(基本的に学部ごとの主だった棟にあります)、満室で入れないことは滅多にありません。

ところで、みなさんは自分専用のパソコンを持っていますか?高校生までのみなさんの中で持っている人はあまり多くはないと思います。実際、学校の授業や課題でパソコンを要することはあまりないですし、スマートフォンや家族共用のパソコンで事足りると思います。私も高校生まではスマートフォンしか持っていませんでした。しかし、大学生になるとパソコンを持っておいたほうが非常に便利です。ネットサーフィンやSNSしか利用しない内はスマートフォンで不便さを感じることはあまりありませんが、大学の講義や課題ではパソコンで行ったほうが便利な、あるいはパソコンでしかできない多くのタスクを要求されます。まずは、課題のレポートです。高校までは手書きでの提出が求められると思いますが、大学ではワープロソフトで打ったものを印刷したり、あるいはネットで提出が求められるのがほとんどです。さらに、大学ではプレゼンの機会が増えますが、その製作は多くのパソコンに最初から入っているパワーポイントというソフトで行います。あるいは理系だと実験データの解析などで専用のソフトを使用する場合もあります。私は数理学科に所属していて、今期からmathematicaという計算ソフトの実習が始まりましたが、エクセルより計算面でははるかに多くのことができ、便利さを実感しています(mathematicaは多くの場合個人のパソコンにはインストールできず、学校のパソコンでしか使えません)。もちろん学外の活動であっても使うことは多いです。持ち運び以外の多くの面での使い勝手は、パソコンはスマートフォンを上回るのではないでしょうか。私も大学入学を機にノートパソコンを買い、自宅に無線LANを開設しました。

この記事ではパソコンラボの充実さを書きましたが、自分でパソコンを持たなくてもよいかと言われると、私はできるだけ買ったほうがいいと思います。そのうえで、パソコンラボを補完的に利用するのがいいのではないかと思います。ノートパソコンといえども毎日大学に持っていくのは重いし面倒なので、大学でパソコンを使って作業、例えば課題のレポートを書き上げたいときや調べ物をしたい時はラボを利用しています。大学のパソコンと自分のパソコンでデータを共有(私はメールに添付してそれを共有先のパソコンのアドレスにメールすることで共有しています。もっといい方法があるとは思うのですが)すれば残りを家に持ち帰って続けられます。さらに、学内のパソコンでしかできないこともいくつかあります。たとえば先述したmathematicaは個人のパソコンにはインストールできないので課題が出たときは空いた時間を見つけてラボで行います。

 

ここまで、パソコンラボの便利さと自分でパソコンを所有することの便利さを書いていきましたが、まとめると大学ではパソコンに触れる機会がものすごく増えるということです。最後に、名大では具体的にいつ、どのような講義でパソコンを使うか紹介していきます。まずは1年生が履修する基礎セミナーという講義です。何か自分の興味のあるテーマに触れられる科目をたくさん開講されている中から1つ選び、そのテーマを通じ、調べ学習、プレゼン、ディスカッションなど、大学生のうちに身に付けておきたい技術や学び方を習得する、というものです。次は英語です。名大の英語の単位の取得には「ぎゅっとe」というリスニングやリーディングのオンライン教材を行わなければなりません。講義内で行う時間はないので自分で空いた時間にどんどん進める必要があります。また、教養科目で「情報リテラシー」などの講義では、主に初心者向けにワードやエクセルの基本的な使い方を教えてもらえます。また、学科ごとの専門科目では専攻ごとによく使うソフトや言語の講義も開講されます。

以上、今回はおすすめスポット、というテーマからは外れることも書きましたが、大学生とパソコンのかかわりについては少しイメージを膨らませられたのではないでしょうか。社会でもパソコンをある程度使える能力は求められるのでしっかりマスターしていきたいと思います。今後も寒暖差の大きい気候が続きますが体調に気を付けていきましょう。

Profile

所属:理学部物理学科2年生

出身地:愛媛県