名大生ボイス

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大学生活全般

2020.04.20

  • 大学生活全般

一人暮らしを楽しくする

みなさんこんにちは!塚本です。私は今、こんな状況で、外に出られない中でも、とても楽しく一人暮らしをしています。写真はこの間作ったテリーヌショコラです!とても美味しくできました。

受験生の皆さんは特に一人暮らし、というと「近くに家族がいなくて寂しい」「夜1人になるのは孤独だ」など、一人暮らしに対する不安も大きいと思います。

しかし、一人暮らしは誰にも咎められずに好きなことをのびのびとできる一番自由なライフスタイルです!せっかくですから、楽しく一人暮らしを送りたいと思いませんか。

これから、楽しく一人暮らしをしていくために、私がこだわっていることを書いていこうと思います!

 

●家具にこだわりをもつ

私は寮暮らしから一人暮らしになる際に、とっても家具にこだわりました。寮はキッチンが共有だったり、家具も備え付けだったりしたので、一人暮らしをはじめたら、好きな料理道具や皿をキッチンに好きなように並べたり、自分の好きな家具を好きなようにおいたりして、自分だけの素敵な空間を作りたいという思いがとても強かったのです。

例えば私は、淡い色が好きなので、全体をホワイトやアイボリーで統一して、カーテンはパステルカラーにしようと考えました。ちょうど冬ということもあって、ラグもふわふわでもこもこな、手触りの良いものを買いました。ちょっとした小物も自分の気に入ったデザインの、好きなものを買って置くようにしました。

また、自分の生活の動線を意識した、使いやすい家をめざしました。例えば、衣類やバッグなどはクローゼットに、タオルはお風呂場の近くに、料理に使うものはキッチンに、というように使う場所に使うものを置くことを意識しました。一見すると当たり前のようですが、一人暮らしの限られた空間では、これらのものがごっちゃになってしまうことが多いようです。私の友達には、リビングの床に炊飯器が置いてある、というような人もいました。 

こうして家を自分の好きなデザインに、使いやすいようにしていくことで、生活の質がぐんと向上しました。自分の好きな家具に囲まれているからこそ、落ち着いていて、かつ楽しい気持ちになれます。

また、寮生活では、自分の部屋に自分のものを分けもせず詰め込んでいたため、部屋が散らかって、勉強や家事などがだんだん面倒になって、もっと散らかって、の悪循環でしたが、自分の部屋を徹底的に使いやすくすることで、勉強や家事などがやりやすくなり、部屋も綺麗に保たれる、という好循環が起きました。

部屋を一新することで、気持ちも一新されてこんな状況でも、毎日清々しい気持ちで過ごせています。 

 

●自炊をする

一人暮らしだと、今までは誰かが作ってくれたご飯も全部自分だけで賄わなくてはなりません。そのため、毎日コンビニやファーストフード店で済ませてしまう、というような人も多いです。その方が手間もかからず、安く済ませられる、というメリットもあります。大学生活では勉強以外にも沢山のやることがあり、「ご飯なんて作ってる場合じゃない!」という方も多いのではないでしょうか。実際、私も、最初の頃は新歓で奢ってもらってばかりでろくに自炊もせず、コンビニ飯、ファーストフード店ばかり、挙げ句の果てには友達にたかりに行くという、なんともヒモのような生活をしていました。しかも、バイトの賄いがとても美味しくて、深夜にも関わらず、賄いをここぞとばかりに食べていました。

すると、なんということでしょう、4月から体重が10キロ近く増えてしまったではありませんか、、、しかも偏った食生活のせいで、ニキビが増えたり。そのうち新歓などもなくなり、新しく一人暮らしを始め、さすがにそろそろ自炊しようと考え始めました。

初めのうちは、友達と一緒に作るところからはじめました。ハンバーグやカレー、ケーキなどいろんなものを食べました。すると、自分たちで作ったものはなぜかコンビニ飯やファーストフードなんかよりずっと美味しく感じました。また、友達と一緒にわいわい作ったり、食べたりする楽しさも相まって、なんともいえない幸福感、満足感を得ることが出来ました。初めて心から食で満たされた...という気持ちになりました。

また、そういう自炊の良さに味をしめた私は、だんだん自分でも作り始めるようになりました。 自分で好きなものを作る楽しさ、まるで実験のように試行錯誤していく面白さにすっかり虜になってしまいました。

そして、自炊したものは売られているものに比べ、必然的に添加物のような、あまり体に良くないもなが少なくなるし、バターや砂糖の入っている量が、目に見えてわかるため、自分がどれだけカロリーを取っているのか、一目瞭然です。

すると私は以前より、暴飲暴食をするようなことが無くなっていきました。むしろそんな大量のバターが入っているものを食べたいと思わなくなっていきました。

さらに、だんだんニキビが少なく、気のせいか肌のツヤ、表情などが良くなっていったように思います。だんだん食生活が健康的になることで、体の方も健康になっていきました。(体重はまだまだ落ちませんが...)

自炊は一番実用的で、手軽に始めやすい趣味とも言えます。一人暮らしを始める今こそ、自炊も楽しんでほしいです。

 

●好きな服、好きなメイクをする、好きなセットにする

自分の身なりをきちんと毎朝整える、これが本当に大切です。こんな状況では外に出ることもできませんし、毎日ボサボサ頭でパジャマで一日中過ごすことだってできます。しかし、そこでちょっと踏ん張って、朝起きたら顔を洗って歯を磨いて、髪をとかして、好きなお洋服を着て、メイクをして、自分の身なりを綺麗にするだけでも、気持ちが全然違います。一日中パジャマなら、ずっと寝ていたい、そしてずっとだらだらしていたい、と思うけれど、自分の好きな服を着ていたら、今日はちょっとお散歩だけでもしてみようかな、ちょっと好きな映画でもみようかな、というように、「何かをしよう」という前向きな気持ちになれると思います。 

そして、前向きな気持ちで1日を過ごすことで、より沢山のことを成し遂げることができます。その積み重ねが充実感を生み出していきます。

 

いかがでしょうか。もし、大学で充実した一人暮らしを送れたら、きっと皆さんが不安にはならないだろうし、寂しいとも思わなくなると思います。

受験が終わったらどんな生活をしようかな、と今から考えることでモチベーションにもなると思いますので、一人暮らしについて、考えて貰えたらなぁと思います!そして、皆さんが無事受験を終え、理想の一人暮らしができることを願っています。

Profile

所属:工学部機械・航空宇宙工学科2年生

出身地:岐阜県

出身校:岐阜県立斐太高等学校