名大生ボイス

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大学生活全般

2021.03.03

  • 大学生活全般

大学四年間を満喫するコツ、教えます!

はじめに

みなさん、こんにちは。情報学部新4年生の奥村です。名古屋大学に合格された方、おめでとうございます。大学生になることが楽しみな反面、不安も多いでしょう。そこで、今回は大学生の各学年における一般的な特徴に関して紹介します。それに加えて、コロナ禍に関係なく大学生活を充実させるコツについても紹介できたらと思います!最後に、大学1年生になる前にやった方が良いことについても軽く紹介します。

 

大学1年生

大学1年生は、新しいことが次々と始まる年です。大学の講義に加えて、アルバイトやサークル、人によってはひとり暮らしが始まるかもしれません。高校生活とは大きく異なった生活が始まります。新しいことに慣れていくという点で個人的には他の学年よりも忙しく、大変な学年だったと振り返ります。さて、そんな大学1年生生活を充実させるコツは、大学の講義に力を入れることです。理由は今後の大学生活を円滑に進めることが出来るからです。学年が上がるにつれて、就職活動や卒業論文の作成など(これらはまた後で詳しく紹介します)が始まります。そのため1年生のうちから単位を取っておくと、余裕を持って今後の大学生活を送ることができます。「大学生になっても勉強ばかりか......」と思わずに、できるだけ多くの講義を履修して単位を取得することをおすすめします。

 

大学2年生

2年生は大学生活に慣れ、楽しむ余裕ができる頃です。後輩もでき、新しい人間関係が構築される傾向にあります。人によってはインターンシップに参加するなど、自分の今後に関して少しずつ考えるようになります。大学2年生生活を充実させるコツは、やりたいことを積極的にやることと、資格の取得です。理由は、今の時期にしかできないことが多いからです。時間に余裕があるだけでなく失敗も許されやすいため、やろうと思えば何でもできることが大学生の一番の強みだと考えています。私は「普段できない経験を多くしたい」と思い、短期のアルバイトにたくさん応募しました。やりたいことがない人は、やりたいことを探してみてください。そして、運転免許の取得やTOEICなど資格の取得は2年生までに済ませておくと、余裕が生まれるだけでなく就職活動の履歴書に書くこともできます。ちなみに、学部によって違いがあると思いますが、2年生までに大学の必修単位をすべて取得しておくことをおすすめします。

 

大学3年生

3年生は、大学生活を満喫しながら、卒業後の進路に関して考える時期です。3年生の前半にインターンシップに参加したり、研究室を調べたりして就職や院進に関しての情報を得ます。3年生の後半には研究室に配属されたり中間発表が行われたりして、卒業論文への準備が着々と進められています。この頃には卒業に必要な単位の4分の3以上取得することをおすすめします。大学3年生を満喫するコツは、早めの行動を意識することです。早めに行動することで、余裕を持って日々を過ごすことが出来るからです。私は3年生の後半になって行きたい企業をようやく見つけました。しかしながら、その企業のインターンシップは既に締め切られていました。現在は自力で企業のことを調べたり説明会を探したりして、とても苦労しています。もっと早くやりたいことを見つけて、行動すれば良かったなと後悔しています。私のように後悔しないために、やりたいことを見つけたら是非ともすぐに行動しましょう。

 

大学4年生

4年生は、大学生活の集大成です。就職活動や卒業論文の作成など、大学生活における有終の美を飾るため邁進します。卒業までに必要な単位を全て取得し、自分の進路に向けて行動します。私はまだ4年生ではないため目標ですが、4年生は後悔の無く行動することを意識していこうと思います。就職するのか大学院に進むのか、就職するならどの企業に就職するのかなど、大学4年生の行動は今後の人生に大きな影響を与えると考えています。そのため、自分が納得できるような結果を残したいです。

 

まとめ

各学年の特徴と、大学生活を満喫するコツをまとめました。参考になれば幸いです。

・大学1年生:新しい事に慣れるという点で一番大変な学年です。講義に力を入れることがコツです。

・大学2年生:大学生生活を満喫しやすい学年です。自分のやりたいことを積極的にやることがコツです。

・大学3年生:今後の進路に関して考える学年です。早めの行動を心がけることがコツです。

・大学4年生:有終の美を飾るための準備をする学年です。後悔の無いように行動していきましょう。

 

最後に

今回紹介したのは、私の経験も交えた大まかな大学生活の内容です。必ずしも全員がこの通りに大学生活を送っている訳ではありません。途中で休学して留学に行ったり、2年生のうちに就職活動を行い3年生の春休み頃に企業から内定を頂いたりする人もいます。大事なのは自分が大学生活でしたいことを明確にし、それに向けて着実に行動することです。私は大学でしたいことがなく、1年生・2年生はなんとなく大学生活を送っていました。今になって振り返ると、本当にもったいなかったなと思います。どんな些細なことでも構わないので、目標を持って大学生活を送ってみてください。目標があるのと無いのとでは毎日を過ごすうえでの活力に大きな差が出ます。これは私の経験なのですが、目標を持つことで本当に生き生きと毎日を過ごせるようになりました。

最後に、大学生になるまでにやっておくべき主なことを2つ紹介します。1つめは、先述したとおり目標を持つことです。2つめは、英語の勉強を行うことです。理由は入学後すぐ行われる英語の試験対策です。名大では例年1年生全員がTOEF LITPとCriterionと呼ばれる英語の試験を受けます。その結果を考慮して英語のクラスが分けられ、点数が低ければ「サバイバル」と呼ばれるクラスに振り分けられます。「サバイバー(サバイバルに振り分けられた人)」になると通常の英語の単位に加えて、サバイバルの単位を取得しなければなりません。サバイバーにならないためにも、入学前に英語の勉強はしておきましょう。

以上で、この記事は終わりです。コロナ禍の真っ只中ですが、みなさんの大学生活が楽しいものになることを願います。ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

Profile

所属:情報学部人間・社会情報学科3年生

出身地:愛知県

出身校:愛知県立岡崎高等学校