名大生ボイス

名大生ボイス

大学生活全般

2022.04.15

  • 大学生活全般

春から名大生の皆さんへ~サークル選び~

こんにちは。名古屋大学経済学部4年生の伊藤舞です。春から名大生の皆さんへ、名古屋大学合格、おめでとうございます🌸。大学生といったら、サークルですよね。名古屋大学にはサークルが沢山あるので、どのサークルに入ろうか迷っている人が多いと思います。そこで、今回は、私が所属するHELPDESKという団体についての記事を書いてみようと思います。サークルにはいろんな形があり、規模も雰囲気も異なるので、新歓などに積極的に参加して、ぜひ自分の目で見て決めてくださいね。

 

はじめに

大学生なら誰しもが所属しているというわけではありませんが、サークル活動というのは憧れのキャンパスライフの一つですよね。サークルに所属していれば、縦のつながりもできるし、他学部の友達と関わることもできます。先輩においしいご飯に連れて行ってもらったり、就職活動について聞いたり、過去問をもらったり、友達の幅が広がれば、その分大学生活も充実すると私は思います。ちなみに、部活動やサークル、学生団体の正式な区別はあるのですが、私自身そこまで詳しく認知できていないので、ここではすべてまとめてサークル活動と呼ばせていただきます。笑

 

HELPDESKとは

220415伊藤.jpg私の所属するHELPDESKについてご紹介します。HELPDESKは、名古屋大学の国際棟を拠点として、名古屋大学に海外から来る交換留学生のサポートをする団体です。基本的に国際棟に常駐し、留学生のキャンパスライフの困りごとの相談を受けて、解決するサポートデスクの役割を担っています。こうした通常業務に加えて、留学生が入国する春学期と秋学期の頭には、受け入れ活動というものがあり、寮の入寮手続きやウェルカムパーティなどの実施も行っています。また、年間を通して、たこやきパーティやハロウィンパーティなどの、イベントの企画・運営も行っており、留学生に日本での留学生活を楽しんでもらう工夫をしています。コロナになってからは、名古屋大学の交換留学プログラムがオンライン上で行われるようになったので、zoomを利用したオンラインでのイベントも定期的に開催しています。
他にもこのように留学生と交流できるサークルがいくつかありますが、インカレかどうか、規模感、活動頻度、対象とする留学生が異なるので、実際に新歓やミーティングに参加して雰囲気を自分で感じ取るとより良いと思います。

 

入ろうと思ったきっかけ

高校の時から英語学習に力を入れており、大学生になったら海外の人との英語でのコミュニケーションを積極的に取りたいと思っていました。自身が留学に行くことももちろん考えてはいましたが、名古屋大学には毎年沢山の交換留学生が来るので、日常的に関われる機会があるならと思い、興味を持ちました。また、サークルによりますが、HELPDESKはアットホームな雰囲気で、定期の活動も週1のミーティングだけでした。その時活動できるメンバーでイベント運営を行う、というように、無理のない範囲で活動出来そうだったので、アルバイトなどで忙しい自分に合っているなと思い、所属を決めました。
サークル選びの基準として、もちろん活動内容に興味があるかどうかも大事ですが、仲良くなれそうな友達がどのくらいいそうか、自分の本気度とサークルの活動頻度が合っているか、活動場所は無理なく通える範囲か、など沢山あります。当初は特別興味のないサークルでも、日程が空いているなら積極的に新歓イベントに参加して、いろいろなサークルの雰囲気をつかんで決めるとミスマッチがなくていいと思います。最初のうちは、友達作りを目的として新歓イベントに参加する人も多く、行ったら入らなければならないというようなことは決してないので、気軽な気持ちで足を運んで見てください。

 

印象に残っているイベント

ここでは、これまでの活動で私が個人的に印象に残っているHELPDESKのイベントを紹介します。
1つ目は、ハロウィンパーティです。コロナ禍前に対面で開催したイベントですが、留学生同士も仲良くなり始めた学期の中間に開催されることもあり、かなりの人数の留学生が参加してくれました。他のイベントに比べて、大きな規模で行い、さらに参加者を楽しませることができたという点で、個人的に印象に残っています。
このイベントの概要についてですが、皆さんの想像するハロウィンパーティのように、仮装してお菓子を食べることをメインとしたイベントです。イベント参加者は仮装して国際棟に集まり、飲み物や軽食を楽しみながらコミュニケーションをとります。私たちHELPDESKのメンバーが考えた、日本のハロウィンに関するマルバツクイズや、留学生の凝った仮装をパリコレ形式で披露して、投票するイベントをコンテンツとして取り入れました。毎年仮装にかなり力を入れた参加者もいるので、多くの投票を得られた参加者に豪華なお菓子を景品として用意することで、よりその仮装を楽しんでもらおうと考えたコンテンツにしました。
2つ目は、YouTube活動です。コロナ禍で日本に入国できない留学生向けに、名古屋大学でのキャンパスライフや名古屋での生活を発信するコンテンツを提供しました。キャンパスツアーの動画では、名古屋大学のキャンパスをエリアごとに分けて、それぞれのエリアでメジャーな建物を紹介しました。名古屋大学での大学生活の楽しさをできる限り伝えるために、単なる施設紹介ではなく、食堂や、中央図書館の中まで撮影しました。また、日本の四季が感じられるように、紅葉のシーズンに紅葉がきれいな場所を選んで撮影をしたり、日本語を勉強したい留学生のために、日本語の音声を吹き込んで、英語字幕や韓国語字幕をつける工夫をしました。
このように、コロナなどの影響も受けながら、自分たちなりに楽しめる工夫をして、毎年新たな取り組みに挑戦することが面白いです。サークルにもよりますが、仲間と一緒に何かを一から企画し、分からないなりに自由に試行錯誤して様々なことにチャレンジできることは、サークルならではの楽しみなのではないかなと思います。

 

現在の活動

現在、リアルタイムで行っている活動について簡単にご紹介します。今年度から、名古屋大学でも対面の受け入れが実施され始めるので、徐々にですが留学生が日本に来ます。今までオンライン上でしか会話出来ていなかった子たちと、実際に会えることができるのは私たちとしてはとても嬉しいです。オンライン上で写真や動画を見せて、日本文化について説明するのと、実際に入国して、日本での留学生活を肌で感じてもらうのは、かなり違うと考えています。HELPDESKの活動として、もちろん留学生活のサポートやイベントの運営などがありますが、それに加えて、単に留学生とのコミュニケーションを楽しみ、仲良くなる、というのもあります。着々と対面で名古屋大学に留学してくれる留学生が増えれば、一緒に日本のレストランで日本食を食べたり、日本の観光地に足を運ぶことができるので個人的にすごく楽しみです。

 

まとめ

春から名大生となり、沢山あるサークルを選ぶのに迷っている方の参考になればと、私の所属しているHELPDESKについての紹介をさせていただきました。あくまで数あるサークルの中の一つではありますが、サークル活動にはこんなものもあるよ、というイメージを持つための参考になっていれば嬉しいです。サークル選びの判断基準や、新歓の時期の動き方についても私の体験談を交えながらアドバイスをちりばめたので、ぜひ、悔いのない選択をして大学生活を充実したものにしてください。また、サークルに寄りますが、規模が小さくて緩めのサークルは特に、学期の途中や年次が上がってから所属することができるものもあります。入りたいサークルが複数ある人や、アルバイトの関係ですぐに活動することが難しい人は、新歓イベントや説明会で先輩に聞いてみるといいかもしれません。

 

Profile

所属:経済学部経営学科4年生

出身地:愛知県

出身校:愛知県立半田高等学校