名大生ボイス

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大学生活全般

2022.11.02

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医学部の授業、ミス日本への挑戦は両立可能か

こんにちは。医学部医学科2年の竹田聖彩と申します。
私は今、医学部生であること、そして2023ミス日本コンテストのファイナリストであること。二足の草鞋を履いています。
医学部医学科に進学した場合、日々の勉強が忙しくて時間がなく、いわゆる課外活動には挑戦できないのだろうか? 挑戦したとしても勉強が疎かになってしまい、折角医学部に合格したのに本末転倒ではないか? そのような疑問を抱く方も多いと思います。私は今、ミス日本への挑戦の途中段階ではありますが、勉強と別分野への挑戦について、両立可能であるということをお話ししたいと思います。

 

私は幼少期の食べ物アレルギーの経験から医師を志しました。2年生から本格的に始まった医学の勉強は本当に楽しく、今まで聞いたことがあった専門用語を、段々と自分の中に落とし込める感覚です。
2年生は解剖学、生理学、生化学、組織学、神経解剖学など、医学の基本知識を学ぶ年です。絶対に疎かにしたくはありません。

 

ではなぜ2年生の今、余計なことをするのかと思われる方もいると思います。ですがミス日本への挑戦も、実習や実験などの関係から、今年しかできないであろうことはわかっていました。
私がミス日本に挑戦した理由に、勉強会があります。ミス日本ファイナリストには、勉強会を受ける権利が与えられるのですが、そこでは日本の歴史、話し方、浮世絵・能・花道などの日本文化、将来に向けた心構えなど多岐にわたる学びを得られます。将来医師を目指すうえで、正しい医学的知識を持つことはもちろんですが、お互いに安心感が得られるような「ホッとする」コミュニケーションが大切になると思っています。ミス日本の勉強会を通じて、私たちの共通のルーツを知り、またそのルーツを踏まえて、一個人である自分自身も多方面から見つめ直すことで、相手の目線に立った会話ができるようになると思いました。
そう思って、今私はミス日本コンテストに挑戦しています。

 

医学の勉強と、ミス日本。どちらも私が選んで行動した、大切な柱です。そこで私が大切にしているのは時間管理です。
2年生の後期の授業は、月曜日をのぞき基本的に1、2限に生理学や生化学の座学。3、4限に組織学実習があります。ミス日本の勉強会は毎月のはじめに3から4日かけて東京で行われます。偶然月曜日が全休だったこともあり、なんとかどちらも参加することができました。
授業以外の勉強は、すべきだとわかった時から始めて、なるべく早く終わらせることを大切にしています。
例えば組織学は、授業前に予習が必要です。なので、次の一週間分の予習は毎回金曜日に終わらせるようにしています。また、ミス日本の勉強会の感想投稿も、自分の記憶がフレッシュなうちに、メモを書き出すようにしています。12月にテストがある科目では、10月の時点で勉強を始めました。テストは勉強の一つの指標になるので、まずは合格できるように日々勉強しようと心がけています。

 

大学に入ってからも、学部の内容でもそれ以外でも、色々な新しいことにチャレンジできます。
自由に好きなことを学べるのは、楽しいだけでなく世界が広がるのだと改めて感じています。

 

インスタグラム @seia _st
(ミス日本の勉強会についての感想や、活動についてあげています。もしよろしければ見てみてください!)

 

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写真提供(一社)ミス日本協会

Profile

所属:医学部医学科2年生

出身地:愛知県

出身校:南山国際高等学校