名大生ボイス

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大学生活全般

2023.03.10

  • 大学生活全般

新入生が入学式までにするべきこと

はじめに

20230310kobayashi.jpegみなさん、こんにちは。名古屋大学工学部1年生の小林です。3月9日の15時頃より名古屋大学の入試結果が出たと思います。みなさん本当に受験お疲れ様でした。この記事では、春から名古屋大学生になる方々が入学式を迎えるまでの間に何をするべきなのか、ということについて去年の自分の行動を振り返りつつお伝えしたいと思います。

 

① 今まで我慢したことをしよう!

受験生だったみなさんは、これまで沢山のやりたいことを我慢してきたはずです。趣味の読書や映画鑑賞、流行りのゲームやドラマなどさまざまな誘惑に打ち勝って、受験勉強に集中してきたに違いありません。今まで我慢してきた全てのことをここで発散しましょう。合格発表後から入学式までは日数上は約1ヶ月ありますが、最後の1週間くらいはさまざまな準備で忙しくなるので、自由な時間を取ることが難しくなります。また、大学が始まってからも実はそこまで自由な時間は多くありません。世間では大学は人生の夏休みと言われることが多々ありますが、実際のところ毎日授業があり、レポートや感想文などの課題があり、そこまで自由に使える時間がない人もいます(特に理系は文系に比べて授業数が多く必修の授業が多いので、大学のために費やす時間が多くなりがちです)。だからこそ、一番やりたかったことから順番に今日、明日からどんどんと始めていきましょう!

 

② 高校の友達と遊んでおこう

高校3年間の生活を通して沢山の人に巡り合ってきたと思います。もしかすると、その中には一生の友になるような親友まで出来ているかもしれません。高校の友達と進学先が別になってしまい、自分や友達が県外に一人暮らしをすることになるという場合も結構あります。このように物理的な距離が生じてしまうと、この先なかなか会って遊ぶことが難しくなります。一人暮らしを始める前に高校の友達と遊んでおくと心残りが少なくなります。卒業旅行などとして、いつもは行かないところまで遠出してみるのもありです。また、遊んでおくだけではなく、連絡を取り続けることもオススメします。離れた場所にいても今では簡単にSNSで連絡が取れるので、ぜひ活用しましょう。夏休みなどの長期休暇中に遊ぶ計画をするのに便利なのはもちろん、将来就活をする際に、高校の時の横のつながりが役に立つことまであるそうです。今のうちに人脈を広く確保するのも重要になります!

 

③ 書類の提出や学費の振込を忘れないで

合格発表後に大学からいくつか提出しなければいけない書類が届くはずです。また、入学金や学費の振込の請求もきます。何よりも優先して絶対に忘れないようにしてください。また、万が一のため期限ギリギリで行動するのではなく、時間に余裕を持って行動をするようにしてください。私の友達に入学金の振り込みが上手く行えず、除籍寸前にまで追い込まれた人がいます。絶対に忘れずに早めの行動を心がけてください。合格したのに大学から除籍されてしまうのは残念すぎます。

 

④ SNSを活用しよう

SNSアカウントを持っていない方はぜひこの機会に作りましょう。またすでに持っている方はどんどん活用しましょう。高校までとは違い、大学からは自力で情報を集めないといけない状況になります。多くのサークルや部活がSNS上で新入生歓迎会の広報や募集を行っているので、見逃さないようにしましょう。おすすめはできるだけ多くの新入生歓迎会に行くことです。大学にしかない珍しいサークルもたくさんあるので、とりあえず参加して色々と試すと非常に楽しいです。また、この新歓を通して友達ができる人も少なくありません。目に入った企画にはどんどん飛び込んで冒険していきましょう。

 

⑤ 毎日少しは勉強をしておこう

やっと受験勉強から解放されたのでもう勉強したくはない!という気持ちは分かりますが、少しでも勉強をしておくと良いです。今、みなさんはきっと毎日勉強する習慣が身についているはずです。この習慣を維持することが出来れば、大学生活での勉強も余裕で突破することができます。ここで勉強をやめて燃え尽き症候群のように一切合切勉強しなくなると、大学での単位が危なくなってしまう可能性があり危険です。毎日、一問でも良いので何か勉強をしておくと後々すごくアドバンテージになります。また、この際にTOEFLの対策をしておくと良いでしょう。名古屋大学では入学式の前後にTOEFLの試験があります。非常に重要なのですがこのTOEFLの結果で今後の英語のクラス分けが決まります!ここで基準点よりも低い点数を取ってしまうと、サバイバルというクラスに組み込まれてしまい、授業のコマ数が他の人よりも増えてしまいます。サバイバルの課題は過酷という話もよく聞きますので、早めに勉強を始めることをお勧めします。

 

⑥ 大学周辺の情報を調べておこう

新しい環境に慣れるために、大学周辺の情報を調べることも大切です。学生寮やアパート、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、銀行、病院など、生活に必要な施設の場所や営業時間を調べておくと便利です。特に一人暮らしを始める方は、病院の位置やスーパーの位置は確実に調べましょう。生活の基盤に関わります。無いことを祈りますが通学中に事故に遭って怪我を負ったり、急に体調が悪くなった場合、病院の位置を知っているかどうかが生死を分ける可能性もあります。スマホが使える便利な時代と言っても、スマホも充電が無くなって使えない状況かもしれません。新天地では慣れるまで何があるかわかりませんので、できるだけ頭に情報を入れておきましょう。備えあれば憂いなしです。

 

⑦ 大学生活に必要なものを揃えよう

大学生活に必要なもの、例えば文房具やノートパソコンなどを揃えることも大切です。大学ではノートやルーズリーフを使うのか、またタブレットは必要かなどの疑問もあると思います。そういった実際の授業の様子や必要な物品については後日詳しく記事を書きたいと思いますが、このあたりの準備は入学式の後でも十分間に合います。パソコンについても大学生協が提示してくれるパソコンがあり、有益な情報が色々と手に入るはずですので、春休みの序盤に焦って買うよりも色々な商品、情報を吟味してから購入することをおすすめします。

 

まとめ

今回は春から大学生になる新入生が入学式までにやっておくと良いことを紹介しました。春休みは長いように思えて、ぼーっと過ごしていると本当にあっという間に過ぎ去ってしまいます。上記に述べてきた点を参考にしながら、充実した春休みを過ごしてくださいね。拙い文章ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。

Profile

所属:工学部化学生命工学科1年生

出身地:愛知県

出身校:愛知県立岡崎高等学校