名大生ボイス

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大学生活全般

2024.05.24

  • 大学生活全般

キャンパスライフのギャップ

はじめに

皆さんこんにちは!文学部1年の石橋です。これまでの記事2本では主に受験勉強についてお話ししてきましたが、今回は私が名古屋大学で約1ヶ月半キャンパスライフを体験してみて、感じたことをいくつかご紹介したいと思います。本記事を読んでより名古屋大学で学びたいという気持ちが高まっていただけたら幸いです。
さて私は出身がお隣の静岡県なのですが、さすがに通学が大変なので春から一人暮らしを始めました。まずそのことから色々お話ししたいと思います。いざ一人暮らしを始めてみると本当に親のありがたみを実感できます。自炊自体は楽しいのですが、その後の洗い物が面倒でついコンビニのご飯や外食に頼りたくなってしまったり、洗濯を毎日するのがこんなに大変だったのかと思い至ったり、お風呂やトイレの掃除も地味に疲れたり……様々なことをこなしているうちに気づいたら日を跨いでいることも頻繁にあります。名古屋大学は地元出身率が高く、他の大学と比べて近辺から通う人も多いですが、一人暮らしは思っているより忙しいということは知っておいて損はないです。ただその反面、周りに干渉されず自由に暮らせるのが強みなので、遠方から名古屋大学を目指している人も、そうした期待を胸に秘めつつ勉強を頑張って欲しいと思います!話が逸れましたが、私が感じたキャンパスライフのギャップをいくつか挙げたいと思います。

 

① 1限の授業が思っているより早い

まずはこれですね。名古屋大学の1限は8時45分からですが、地下鉄が通勤通学ラッシュで相当混雑しているので少し早めに大学へ向かわないと間に合いません。先ほど話した通り私は一人暮らしをしているので、朝食を作ったり洗濯物を畳んだり身支度をしたりしていると、あっという間に1時間経ってしまうので7時頃起きるようにしています。しかし大学生はつい夜更かししてしまうので何度か二度寝してしまってギリギリになってしまう事がありました……。また必修の授業が1限によく入っていて、理系学部の友達はさらに授業が多く、それに伴って1限がある日も多いので、「想像よりも起きられない」と覚悟しておくと、入学後の無気力感に襲われることも多少減るかと思います。

 

② 90分授業が意外と長い

20240524_i1.jpg名古屋大学では90分授業が主で、実験の授業では2コマにわたって開講されている事が多いため、初めの頃は慣れずに疲労感がかなり溜まると思います。また言語科目ではコミュニケーションを取るグループワークが多いのですが、講義系科目では基本担当の先生が一方的に授業を行うので、特にお昼後の3限4限あたりは眠気に襲われる人が続出します。そして教室によっては椅子が硬くて辛いこともあるので、私は座った時の圧力を分散するクッションを持ち込む時もあります。あとは勉強したい内容ではない授業を取らなければいけないことも多々あるので、事前にシラバスなどをみて確認しておくと良いと思います。

 

③ 授業のバリエーションが広い

20240524_i2.jpg名古屋大学では入学後すぐに履修登録を済ます必要がありますが、卒業単位に関わる授業や進級条件、同じタイトルでも全く違う時間・先生の授業もあってとにかく複雑なので、時間割を1人で組むのはかなり危ないです!また文系学部では英語に加え第二外国語も履修しますが、言語しか選択できず先生は自動で割り振られるので、時にはオールイングリッシュの授業を取ることもあります。(実際私は英語とフランス語どちらもオールイングリッシュです……) ただこれまで全く着目してこなかった幅広い分野を学べるので、新たな興味・関心を持つ事ができるのが良い点です。

 

④ 部活・サークルがとにかく多い

名古屋大学には公認・非公認も含め相当数のサークルが存在します。多くの公認サークルが一堂に集う新歓に行ってみたのですが、その数に圧倒されました。同じスポーツでも全く違う雰囲気だったり、大学でしかできないジャンルのサークル(馬術部や飛行機制作、能楽にトラッキング、ヨット部や珍しい楽器も扱うものまで!)もたくさんあったりでとても悩んでしまいましたが、私は書道部に入部しました。部活・サークルでは多くの人との人間関係を構築でき、緩く活動しているところもあるので無理のない範囲で参加できることもよい点です。ぜひサークル活動でキャンパスライフを充実させましょう!

 

⑤ 空き時間の過ごし方

20240524_i3.jpg先ほどお話ししたように1コマは90分なので、履修登録の結果によっては授業同士の間に空きコマができてしまうことが多くあります。履修を組んでみてからわかったのですが、思っているより暇です。もちろん課題をこなす時間に充てていますが、終わってしまったときは大学内のカフェに寄って一息つくことや、自分の資格勉強に取り組むなどしています。実はこの記事も図書館で空きコマに執筆しています。大学には多くの自習スペースもありますし、豊田講堂の前には「はらっぱ」と呼ばれる芝生があり、自由に過ごすことができます。天気のよい日は寝転がってお昼寝もいいかもしれませんね。服は汚れそうですが……。

 

⑥ 学食がおいしい!

名古屋大学には文系地区と理系地区にそれぞれ食堂がありますが、基本1食600円程度でボリュームある食事を楽しめます。バリエーションも多く時々期間限定で珍しい料理が出ることもあります。ただ2限終わりには大混雑し、3限まで1時間しかないので時間に余裕を持って並ぶ必要はありますが……ちなみに理系地区の食堂のほうが少しメニューが多めです。

 

⑦ 敷地が広すぎる!

とにかく規模が大きく様々な設備や研究棟があるので、初めのうちは冗談抜きで迷子になります。教室もたくさんあるので、同じタイトルでも違う先生のクラスに入ってしまうこともあります。そして何より体育の運動場が遠いです!山登りしなければならないので授業前から疲れてしまっています……。ただそうでない種目もあるのでやはり事前に調べておくのが賢明です。

 

おわりに

いかがでしたか?今回は私が体験したギャップを7つ紹介しましたが総じてキャンパスライフは"楽しい"ものです。この記事でより名古屋大学の志望度が上がっていただけたら執筆のし甲斐があります。皆さんが無事合格して入学されるのを待っています!それではご精読ありがとうございました。

Profile

所属:文学部1年生

出身地:静岡県

出身校:飛鳥未来きずな高等学校