2025.04.09
- 大学生活全般
新生活スタート!名古屋大学でのアレコレ
はじめに
みなさんこんにちは!名古屋大学文学部2年の石橋です。4月に入り、名古屋でも桜が満開で、だんだん気温も20度超えの日が増えてきて、1年前の入学式のことをふと思い出しました。みなさんも先日入学式を迎え立派な大学生としての一歩を歩み始めたところですが、大学生は高校生よりも圧倒的に自由度が高くあっという間に時が経ったと感じやすいので、ぜひともみなさんには貴重な時間を濃密で有意義なものにしてほしいと思います。
さて今回は新入生のみなさんに名古屋大学でのキャンパスライフや学外活動、そして4月5月の過ごし方を、1年経験した私からお話しできたらと思います。大学生活は自由に選択ができる一方、その責任もついて回るので常に自己管理の重要性を意識させられます。授業やサークル、バイトなど多方面から気をつけるべきことなどをお伝えできればいいなと思います。
授業について
みなさんは履修登録の時に気づいたと思いますが、どこの学部も初めは必修科目がほとんどで学部の授業はあまりないです。授業は90分ですが、理系の実験系科目は2コマに渡って行われるため、初めはかなり長く感じると思います。そしてほとんどの大学では1学期に履修できる単位数に上限が設けられています。これは無理に科目をとってしまい、どの授業も手につかなくなることを避けるためです。英語基礎は先日受けたTOEFLのスコアによってクラス分けがされ、一定のスコアを下回るとサバイバルと呼ばれる授業を追加で受ける必要があります。この英語基礎は数少ない全学部の学生が入り交じる授業なので、他学部の友達を作るチャンスでもあります。
さて一通り授業について説明しましたが、私からのアドバイスとしては4つほどあります。
まずは「想像以上に1限は大変」ということです。すでに履修登録が終わってしまってはいますがあえて言わせてもらうと、1限のある日の夜はしっかり寝ましょう!いろいろな活動で大学生は夜更かししがちで、特に一人暮らしの人はなかなか起きるのが辛くなってきます。必修科目は1限に入ることが多々あるので、羽目を外しすぎないよう気をつけましょう。
次に「知り合いと受けよう」です。一緒に受ける人がいるのといないのとでは、出席するモチベーションに大きな差が出ます。また言わずもがな、課題やテスト勉強を孤軍奮闘で乗り切るのは大変なので、人脈形成は大事です。
次に、「シラバスはちゃんと目を通そう」です。大学の授業は明確に評価基準が公表されているので、出席点やレポート課題で評価するものやテスト100%のものなど事前に確認してから履修することを推奨します。
最後に「なるべく単位を落とさないようにしよう」です。当たり前ですが学年が上がるにつれて、授業の内容が難しくなったり学外活動の頻度も増えたりするので、単位を落としやすくなります。特に英語科目に関しては、評価がFである場合は次学期で単位補充クラスを受講できますが、欠席回数が5回以上だと自動的にW評価となり来年再履修となってしまうため、絶対に落とさないようにしましょう。
サークル活動&アルバイトについて
大学生活の醍醐味といえばやはりサークルやバイトで、私の周りでも多くの人がそれらに打ち込んでいます。すでに多くの団体が新歓企画を行っていますが、4月8日と9日には大学公認の部活動・サークルが集結する「地獄の細道」が開催されます。私の所属する書道部もパフォーマンスを行うので、ぜひ見に来ていただけると嬉しいです。
さてそんなサークルやバイトですがもちろん気をつけるべきこともあります。まず怪しい団体の勧誘に注意しましょう。中には素性を隠して危険な活動をする団体もいて、特に新入生はそうした情報に疎いため狙われやすいです。もしもそうした団体と関わってしまったら遠慮なく学生支援課などのサポートを受けるようにしましょう。そして勢いでたくさんのサークルに所属したり、バイトを掛け持ちしたりすると確実に学業との両立が困難になります。初めの数ヶ月は様子を見て、自分の生活スタイルに合った学外活動をするようにしましょう。
また6月に名大祭が開催されますが、名大祭実行委員会による新歓企画や準備を兼ねた交流企画も順次行われます。名大祭は主に1年生が主体となって運営されるので、実行委員になると多くの出会いが待っています。もし友達作りに悩んでいたら、そうしたものに参加してみるのもいいと思います!
一人暮らしについて
名古屋大学は新入生の多くが東海3県を占めていて、実家から通っている人が多数派ですが、私のように一人暮らしを謳歌する学生もそれなりにいます。自由に生活できる分、自堕落になりやすくもあります。そこで私が実践しているQOL(生活の質)を上げる方法を紹介します。
まずは自炊です。昨今の物価高で外食はなかなか頻繁にはできないのでいろいろな料理をしていますが、買い物をするという行為が金銭感覚の矯正ということに役立っていると感じます。また料理をする過程での試行錯誤も生活している実感を味わえて、一人で過ごす時間を刺激的にしてくれると思います。また私は入浴習慣を徹底づけています。睡眠の質が確保できない現代人にとって、入浴は真の意味でリラックスできる貴重な時間だと思うので、無意識にたまっているストレスや疲れをリフレッシュするためにもこだわっています。まだまだありますが、ぜひみなさんには自分なりの快適ライフを築いてほしいと思います!
4月&5月の過ごし方
さて今週からいよいよ春学期の授業が始まりますが初めの2ヶ月間をどう過ごすかによって、その後の大学生活に大きな影響を与えます。この期間を有意義なものにするための過ごし方についてお話ししたいと思います。
まず当たり前ですが授業には出席しましょう。これは出席点がない授業も同様です。相当な自己管理能力がない限り一度サボり始めてしまうとどんどん頻度が上がってしまい、大学に行くという本分さえも見失ってしまいます。遊ぶ時間と学業の時間のメリハリは早い段階から身につけておくことが大事です。
次に自分から行動することを心がけましょう。友達作りにしろ先輩や学外の交友関係にしろ、受動的に構えていては進展しません。特に同じ学科で親友的な存在を見つけられると、様々な場面で助け合いができて素晴らしいですね。
最後にとにかく遊びましょう!もちろん学業に支障が出てはいけませんが、学年が上がると思うように時間がとれなくなりがちです。この時期は最も時間に余裕があると思うので、たくさん大学生活での思い出を作ってほしいなと思います。
おわりに
今回は大学生活について様々な側面からお話ししてきましたが、これを読んで少しでも新生活について想像ができたなら幸いです。私も1年前は初めてのことだらけで困惑していましたが、今では身の回りのことも一人前にこなせるようになり、たくさんの友達ができました。なのでみなさんも周りの人と助け合いながら徐々に大学生活に慣れていってください。応援しています!それではご精読ありがとうございました。
Profile
所属:文学部2年生
出身地:静岡県
出身校:飛鳥未来きずな高等学校