2025.04.11
- 大学生活全般
大学生になって"趣味"ってどうやって見つける?
はじめに
みなさんこんにちは!名古屋大学大学院創薬科学研究科 修士1年の小林です。大学生活が始まって、ちょっと時間ができた今、「趣味、何しよう?」って考えたことはありませんか?
高校時代は、部活や塾で毎日が埋まっていて、そもそも趣味に使う時間なんてなかったという人も多いと思います。でも大学生になると、急に自由な時間がポンと増える。周りを見れば「カフェ巡りが趣味」、「ギター弾いてます」、「プログラミング楽しい!」みたいな人が多い。その一方で、「自分には何もない……」、「趣味とか特技とか言えるものがない……」と悩むのも、あるあるですよね。私も実際、大学1年生のときは「自分の趣味ってなんだろう?」ってめちゃくちゃ悩んでいました。でも今なら断言できます。趣味って、特別な才能がないと持てないものじゃないし、急に見つかるものでもありません。大事なのは「行動してみること」だし、「面白そう」と思った瞬間を大切にすることなんです。
そもそも大学生の趣味ってなんだろう?
大学生の趣味って、めちゃくちゃ幅広いです。旅行、スポーツ、サークル活動、音楽、イラスト……何でも趣味になりえます。でも、いきなり「趣味と言えるものを見つけなきゃ!」って意気込む必要は全然ないと思っています。周りの友人も最初から「これを趣味にしよう!」と思って始めたわけじゃなくて、「ちょっと面白そう」、「気になるな」くらいの軽い気持ちから始まっている人がほとんどです。趣味って、最初はただの好奇心から生まれるものであり、「気づいたらハマってた」くらいのスタートで十分だと思っています!
私がどうやって趣味を見つけてきたか
私は大学生活の中でいろんなことに手を出してきました。まず、理系だったのでプログラミングの授業があり、最初は「難しい」、「エラーばっかり」と思いながら触っていました。ところが気づけばAIや画像処理の面白さにハマり、それが研究テーマになり、今では趣味のようにコードを書いていることもあります。
また、起業イベントに参加したり新歓に顔を出してみたり、最初の一歩は怖いんですけど、動いてみると世界が広がるんですよね。そういう経験が、どんどん自分の「好きなこと」を増やしてくれたなと思っています。
周りの友達の趣味は?
ある友人は、名古屋にあるラーメン店を巡るのが趣味で、Googleマップに気になるお店が大量に登録されています。「今日のどのラーメン店に行こうかな?」って考えてる時間も幸せそうです。
別の友人は、音楽ライブにめちゃくちゃハマって、休みの日には遠征して各地のライブ会場に行っています。その行動力と体力がすごいですよね!
趣味は行動するから見つかる
大学にはサークルやイベントが本当にたくさんあります。とりあえず1回行ってみて、合わなかったらやめても全然OKです。動いたからこそ「これは違った」、「これは面白い」が見えてきます。次の項からは、趣味が見つかりそうな行動について紹介します。
自分の過去を振り返ってみる
小さい頃に夢中になってたことは、意外と今でも好きだったりします。私の友人は、小学生の頃に読んでいた歴史の本がきっかけで、今でも歴史イベントやお城巡りにハマっています。別の友人は図工の時間が好きだったから、DIYやイラストを趣味にしています。「自分は昔、何にワクワクしてたっけ?」って思い返してみるのも、趣味探しの第一歩になります。
サークルやイベントに参加する
大学生の特権は、いろんな活動に顔を出せること。「新歓って怖そう…」、「知らない人ばかりで緊張する…」それは本当によくわかります。でも、新しい人に出会える、面白い体験ができる、それだけでも十分価値があります。私はそうやって音楽サークルに行ってみて、メンバーでライブや制作する楽しさにハマりました。
一人で新しいことに挑戦する
もうひとつぜひおすすめしたいのが、「一人で新しいことに挑戦してみる」ということです。
実は、大学生活って一人行動がものすごくしやすい環境なんですよ。周りの人も結構みんなバラバラに動いてるし、誰かと一緒じゃないとできないことなんてほとんどない。むしろ一人だからこそ、自分のペースで楽しめることがたくさんあります。
例えば私は、大学生になって初めて一人で映画館デビューをしました。最初は「一人映画って寂しくない?」って思ってたんですけど、いざ行ってみたらむしろ快適すぎて衝撃でした。誰にも気を使わず、自分の観たい時間に、自分の観たい作品を観られる。映画を観終わったあとは、そのまま一人でカフェに寄って余韻に浸ったり、映画レビューを読んだりする時間が最高に楽しかったです。
図書館で普段読まないジャンルの本を手に取ってみるのも、新しい世界への入り口になります。私は、何となく手に取った「マインドフルネスの脳科学」についての本がめちゃくちゃ面白くて、そのあと、瞑想やヨガにチャレンジするようになったこともあります。最初はちょっとだけ勇気がいるけれど、やってみると「案外イケるじゃん!」って思えることが多いです。
小さな興味を大切に
例えばSNSで流れてきた動画や、スーパーで見つけたちょっと変わった食材が気になった。そういう「小さな好奇心」もまた、趣味のタネだったりします。私の知人は、たまたま見かけた公園の綺麗な景色を撮ったのがきっかけで、写真を趣味にするようになったと言っていました。最初はスマホで撮っていただけなのに、気づいたら一眼レフを買って、本格的にカメラ沼にハマったそうです。
趣味は変わってもいい
加えて伝えたいのは「趣味は変わっても全然OK」ということです。私は大学1年生の頃はカラオケにめちゃくちゃハマっていて、毎週のように友達と歌いに行ったり、一人で練習したり、新しい曲を覚えたりしていました。でも学年が上がるにつれて研究が忙しくなってきたり、プログラミングにハマり出したりして、いつの間にかそっちの時間が増えていきました。今は写真を撮ったり、カフェ巡りをしたり、AIの勉強をしたり、その時々で自分の興味のあることを楽しんでいます。趣味はずっと同じじゃなくてもいいし、いくつあってもいいし、休んでもいいし、やめてもいい。むしろ大学生のうちにいろんな趣味を試してみて、「今はこれが楽しい!」と思うものを柔軟に楽しんでいくのがいいんじゃないかなと思います。
趣味があると大学生活はもっと楽しい
授業や研究だけじゃない、自分の「好き」を増やすことで、仲間ができたり、新しい居場所ができたり、将来に繋がるチャンスが生まれたり……良いことが沢山です!大学生って「何してもいい時間」だからこそ、ぜひ一歩踏み出して、自分だけの楽しい世界を広げてほしいなと思います。
おわりに
趣味は焦って探すものじゃないけれど、行動しないと出会えないものでもあります。小さな好奇心を大切にして、いろんなことに挑戦してみてください。きっと、あなたにとっての「好きなこと」が少しずつ見つかっていくはずです。応援しています!拙い文章ではございますが、最後までお読みいただきありがとうございました。
Profile
所属:創薬科学研究科博士前期課程1年生
出身地:愛知県
出身校:愛知県立岡崎高等学校