2026.03.09
- 大学生活全般
飲食店アルバイトって実際どうなの??
こんにちは。情報学部自然情報学科の3年生です。
新生活の始まり、学年が変わるこの時期、アルバイトを始める方が多いのではないでしょうか。そこで今回は私の経験から、飲食店アルバイトについての記事をお届けします。
私は、高校卒業後から引っ越すまでの2年間、全国展開されている某喫茶店で働いていました。初めてのアルバイトでしたが、優しく教えてくださる方ばかりで楽しく働いていました。今でも時々お店に行って挨拶したり、仲良くなった子と遊びに行ったりしているくらいです。今回はこの喫茶店での経験から、大学生のアルバイトの定番である飲食店での勤務について書いていきたいと思います。新1年生をはじめとする、これからアルバイト先を決める方々の参考になれば嬉しいです。
アルバイトを始めるにあたって…。
飲食店についてのお話の前に、私が感じるアルバイトを始めるときのポイントについてお伝えしたいと思います。
まず、新1年生の方は、アルバイトを3月のうちから始めておくのがおすすめです。引っ越し前で難しい方もいらっしゃるとは思いますが、3月に限らず早めに始めることのメリットをご紹介します。
3月からといっても、受験勉強から解放された後の春休みですので、もちろん全力で遊んでいただきたいです。しかし、4月には慣れない大学生活が始まりますので、その前にアルバイト先の雰囲気に慣れておいたり、シフトを組むことで生活リズムを維持したりするためには良いのではないかと思います。長期休みでは平日・休日、昼夜問わずシフトに入ることができるため、営業の流れを知ることができて自分に合う時間帯を見つけられたり、各時間帯で働く人と交流することで気が合う人に出会えたりします。また、この時期は卒業生がアルバイトをやめる時期でもあるので募集の数や種類が多く、採用されやすい印象です。さらに、早めに始めておくことで繁忙期のGWに備えることができます。忙しいと分からないことを質問する隙がなくなってくるため、ある程度自立していないと繁忙期の勤務は厳しいのです。
次にアルバイトの応募についてのお話です。求人紹介サイトやアプリ、店頭の掲示などからアルバイトの求人を探します。応募の前に、勤務内容(接客や重労働など各々の苦手作業はないか)、募集されている時間帯(働きたい時間帯に働くことができるのか)、シフトの形式や提出方法(固定か自由か、提出回数は月に1回か2回か、提出は紙かアプリかなど)、交通費の支給はあるかなどについて確認しておくと良いです。以下に少し補足します。
キッチンスタッフと書きつつ接客が含まれていたり、陳列の業務に重いものを運ぶ作業が含まれたりします。苦手もしくは腰痛があるため辛いなどの避けたい業務が含まれないか確認しておくと良いです。
自由シフトであればたくさん働く週や遊びに行くため休む週など自由に調整ができます。シフトの提出頻度が多いほど学校の予定やプライベートとの調整がしやすい印象です。逆に固定シフトは一緒に働く人が固定されるため連携がとりやすいです。また、1週間のリズムが安定します。また、紙でのシフト提出は出勤回数の少ない人には不便です。シフトの提出のためだけにアルバイト先に行くことになる可能性があります。
募集サイトには記載がないものも多いため、気になることは応募時または面接時に確認しておくと安心です。
ちなみに職種を問わず、私が重視すべきと感じるのはアクセスの良さです。アルバイト先は家から近ければ近いほど楽です。近ければ雨の日カッパを着てまで自転車に乗らなくても、徒歩に変更できますし、混雑などの通勤時間の変動が少ないため直前まで家で待機できるなどのメリットがあります。ただし、頻繁に利用するお店だと、環境が合わずすぐに退職してしまった場合に行きづらくなるなどプライベートで利用しにくくなる場合があるので注意が必要です。もしくは学校の帰りに寄りやすい場所だと通いやすいと思います。ただし授業とアルバイトの間に中途半端に時間が空いてしまったり、長期休みなどの学校に行かない日は不便だったりします。また学校利用の定期券を持っていると交通費が支給されないことがあるので注意してください。
飲食店アルバイトの良いところ
ようやく本題に入りまして、まずは飲食店アルバイトの良いところをご紹介します。
◎同世代が多く働いており、無理なく社会勉強ができる
大学生の定番アルバイトの飲食店ではやはり学生スタッフが多いです。同世代のスタッフが多いためコミュニケーションがとりやすいです。特にチェーン店などでは所属人数が多いので交友が広がります。仲の良い子ができると連携がとりやすかったり、合間におしゃべりができたりしてアルバイトへの心理的なハードルが下がります。なんなら少し出勤が楽しみになります。
また、学生スタッフは卒業を機に退職するなど入れ替わりが激しいため、社員さんやベテランスタッフさんが教えることに慣れていて、丁寧に業務をレクチャーしてくださる印象です。私は片手でも安定するおぼんの持ち方から教わり、業務内容だけでなく接客におけるマナーも学びました。社会勉強として、飲食店のホールスタッフは全員が経験しておくべきものと感じます。後にも書きますが、マルチタスクや、集団で動くことの練習にもなります。
◎社員割引が使いやすい
アパレルショップなどよりも社割を使う機会をもちやすいのが飲食店だと思います。塾講師などにはそもそもない良い制度です。飲食店の社割を使えば、自炊の手間が省け、半額などの格安価格でご飯を食べることができます。毎日必要な食事の時間や金銭的な補助になるため一人暮らしの方にはよりいっそう良い制度だと思います。
実際に私も、長時間働くときは休憩時間に社割を使ってご飯を食べていました。普段食べないメニューや、期間限定メニューにも気軽に挑戦できます。ただし社割の制度や割引率は働く店舗によって様々です。
一方で、高頻度に商品を買うショップがあれば飲食店以外でも社割を有効に活用できるので良いと思います。そのショップのみならず同グループの他のショップでも社割が使えたりもします。
◎裏側を知ることができる
普段利用する飲食店のキッチンやバックヤードに入ることができたり、期間限定メニューを世間より先に知ることができたりします。もちろん社外秘ですので友達などに話すことなどはできませんが、特別感があって楽しいです。どこのアルバイトでも同じことかもしれませんが私は一番裏側が気になるのが飲食店だったので楽しかったです。
◎シフトに入りやすい
飲食店などの広いお店や営業時間の長いお店は、時間当たりのスタッフの人数が必要であるためシフトに入りやすいです。自由シフトであれば、たくさん稼ぎたい月にたくさんシフトに入るなど出勤量の調整ができます。また、同様の理由でアルバイトの募集が多く採用されやすいのも特徴です。
飲食店アルバイトの悪いところとその対策
ここからは、先ほどとは反対に飲食店アルバイトの悪いところをご紹介します。
△とにかく忙しい
一般に飲食店はとにかく忙しいです。私が働いた喫茶店もとても忙しかったです。ただし、12時などお客さんが集中するピークタイムだけが忙しいわけではないのです。
ピークタイムは忙しいことがわかっているためスタッフの配置があらかじめ多く設定されています。反対に普段あまりお客さんの来ない時間帯は、その分スタッフの配置が少なくなります。この時間帯に少しお客さんの波が来ると大変なことになります。体感はピークタイムより忙しいこともあります。お昼ごはんや夜ご飯の間など中途半端な時間でもなぜかお客さんが殺到する時間がたまに訪れるのです。ホールスタッフは2人しかいないのに、お席のご案内をして、あちこちから鳴るオーダーベルにうかがい、出来上がった商品の提供もしなければならない…。しかもそんな忙しいタイミングに限って店内のお客さんが一斉に帰り始めてお会計にも呼ばれるのです。本当に不思議です。
とはいえ、慣れてきてうまく回せるようになると達成感があり、優先順位をつけてテキパキ動く良い経験になります。臨機応変に行動し、他のスタッフと協力することが不可欠ですので、そういう意味での社会勉強にもなります。
自分が働きやすい時間帯や、連携をとりやすい相手を見つけることができると少しは負担が軽減されるかもしれません。
△接客時間が長い
ホールスタッフに言えることですが、接客する時間が長い分、理不尽に怒られることなど精神的に負荷がかかる場合があります。横柄な態度をとるお客さんに出会うこともありますし、他の方のミスで責められることもあります。これをできるだけ避けるには高価格帯のゆったりとしたお店を選ぶことが良いのではないかと感じました。私が初めてのアルバイト先に喫茶店を選んだ理由の一つがこれです。格安チェーン店よりも高級スイーツ店の方が穏やかに働けそうなイメージありませんか。
引っ越し後、私はとある格安パン屋さんでアルバイトを始めたのですが、イベント会場に近かったためにイベント前で時間がなく、少しの待ち時間で強く当たるお客さんがいました。さらにイベントのため遠方からの来店で、お店の注文スタイルを知らない方が多いために接客の手間があるなど負担が大きかったです。もちろん喫茶店で働いていた時も接客による負担は0ではなかったですが、パン屋さんに比べると圧倒的に軽かったです。お客さんに余裕があると理不尽なクレームやトラブルは減る印象です。
そもそも接客に不安のある方は、キッチンのみと確定していない限り飲食店はおすすめしません。キッチンスタッフとして採用されたが、ピークタイムはホールに出ないといけないという話を聞いたことがあるので要注意です。
△マルチタスク
お席のご案内、オーダーのおうかがい、提供、お会計、お席の片づけなど様々な業務を並行して行う必要があります。覚えることが多いのに加え、その時々で優先順位を考えて行動しなければならない難しさが存在します。マニュアルとして提供が最優先などと決められているためそれに沿いつつ臨機応変に対応し、スタッフ同士で声掛けをして分担します。
周りを見て動く力や、共同力が養われますが、慣れるまではかなり大変です。そういう力が身につくという点では良いところとも言えるかもしれません。
終わりに
以上が、私が2年間喫茶店で働いて思った飲食店アルバイトの特徴です。
初めてのアルバイトで2年間も勤務していて継続力がすごいと言ってもらうこともあったのですが、引っ越し後に働いたパン屋さんは1か月で退職しました。最初に選んだお店との相性が良かっただけなのです。一口に飲食店といっても労働環境は店舗それぞれでした。同じ喫茶店でも働く店舗が変わればまた全然違った環境になると思います。
身を削ってお金を稼ぐことがアルバイトではないと思いますので、相性が悪いもしくは、劣悪な労働環境の職場は退職しても良いと思います。ただし、すでに決められたシフトに入り切った後など最大限迷惑をかけないようなタイミングでの退職が望ましいです。
どのアルバイトも一長一短です。たくさん求人を探して、自分が働きやすい環境で社会勉強をしてみてください。
この記事が皆さんのアルバイト選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Profile
所属:情報学部自然情報学科3年
出身地:三重県