名大生ボイス

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大学生活全般

2026.03.23

  • 大学生活全般

名古屋大学入学前にやってよかったこと・やらなくてもよかったこと

1.合格おめでとうございます

こんにちは、保健学科4年の土方です。まずは名古屋大学合格、本当におめでとうございます。長い受験生活を乗り越えてきたみなさん、本当にお疲れさまでした。

 

合格してほっとしている人もいれば、これからの大学生活にワクワクしている人、不安を感じている人もいると思います。大学生活は高校までとはかなり違い、自由度が一気に高くなります。その分、自分で考えて動くことが求められる場面も増えていきます。

 

この記事では、実際に入学してみて感じた「入学前にやってよかったこと」と「正直やらなくてもよかったこと」、そして「入学してから意外と大事だったこと」をまとめました。少しでも新生活のイメージが湧くきっかけになれば嬉しいです。

 

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 2.入学前にやってよかったこと

 まず強くおすすめしたいのが、英語に少しでも触れておくことです。

 

名大では入学後すぐに英語のクラス分けがあり、その際にTOEFL(ITPなど)のスコアが使われます。スコアによってクラスのレベルが分かれるだけでなく、場合によっては履修する英語の授業数が増えることもあります。

 

実際に自分の周りでも、スコアが思ったより低くて英語の授業が多く割り振られてしまい、最初の学期がかなり忙しくなっている人がいました。逆に、ある程度スコアを取れていた人は余裕があり、時間の使い方にかなり差が出ていた印象です。

 

自分自身も、入学前にほとんど英語に触れていなかったので、最初のTOEFLはあまり手応えがなく、「もう少しやっておけばよかった」と感じました。受験が終わったあとに完全に英語から離れてしまうと、思っている以上に感覚が鈍ってしまいます。

 

とはいえ、難しい対策をする必要はなくて、単語を軽く見直したり、英語の文章を少し読んでみたりするだけでも十分違います。特にリスニング力は落ちやすいので、英語の音に慣れておくだけでもかなり効果があります。

大学の英語は、いわゆる受験英語とは違って、ディスカッションしたり、意見を言ったりする場面が多いです。だからこそ、「完璧に理解する」よりも「英語に触れておく」ことの方が大事だと感じました。

 

 そしてやってよかったと思うのは、大学生活で何をしたいかを漠然とでも考えておくことです。大学は本当に自由で、良くも悪くも時間の使い方が自分に委ねられます。何も考えずに過ごすと、気づいたら時間だけが過ぎてしまうこともあります。

 

だからといって明確な目標を決める必要はありませんが、例えば「留学してみたい」「サークルにしっかり入りたい」「何かスキルを身につけたい」といった、ぼんやりした方向性をもっておくと行動しやすくなります。入学直後は情報が一気に流れてくるので、軸があると選択がしやすくなると感じました。

 

また、生協や大学が主催するイベントには、できるだけ参加しておいてよかったと思っています。最初は少し勇気がいりますが、同じように一人で来ている人が多いので、意外と自然に会話が生まれます。こうした場で知り合った人と、その後も授業やサークルでつながることもありますし、何より大学生活のスタートで孤立しにくくなります。

入学直後は「みんな友達がいない状態」なので、一番話しかけやすいタイミングでもあります。このタイミングをうまく使えるかどうかで、その後の過ごしやすさが結構変わると思います。

  

もうひとつ地味に大事だと感じたのが、勉強習慣を完全に途切れさせないことです。受験が終わると、どうしても一気に気が抜けて「しばらく何もしたくない」という状態になると思います。自分もまさにそうで、しばらく勉強から完全に離れていました。

 

もちろん休むこと自体はすごく大事なのですが、そのまま何もせずに入学してしまうと、「勉強する感覚」を取り戻すのに少し時間がかかります。

 

実際、入学して最初の授業が始まったときに、「あれ、こんなに集中できなかったっけ?」と感じたのを覚えています。高校までは当たり前にやっていた毎日机に向かう習慣が、思っている以上に崩れていました。

だからといって、入学前からガッツリ勉強する必要は全くありません。むしろそこまでやると疲れてしまうので逆効果だと思います。

ただ、例えば一日30分だけ何か勉強する日をつくるとか、軽く本を読むとか、英語に触れるとか、そういう「ゆるい習慣」を残しておくだけで、入学後のスタートがかなり楽になります。

大学の勉強は自由度が高い分、自分でペースを作る必要があります。その土台になるのが、この「勉強する習慣」だと感じました。

 

 

 3.正直やらなくてもよかったこと

 よく言われる「大学の勉強の先取り」については、そこまで頑張らなくてもよかったかと思っています。微積や物理、専門科目などを入学前にしっかりやっておいた方がいいという話もありますが、実際には入学後に授業の中である程度フォローされることが多いです。

 

もちろん不安な人が軽く触れておくのは良いと思いますが、受験直後のタイミングで無理に勉強を続ける必要はないと感じました。それよりも、これまで我慢していたことを楽しんだり、しっかり休んだりする時間の方が大事に思いました。

 

受験期はどうしても生活が制限されていたと思うので、この期間にリフレッシュしておくことで、入学後に気持ちよくスタートが切れます。大学生活は長いので、最初から飛ばしすぎなくても大丈夫です。

 

 

 4.入学してから意外と大事だったこと

 実際入学して強く感じたのは、情報を取りにいく力の重要さです。大学では、高校のように細かく指示をしてくれることはあまりなく、自分で調べて動くことが前提になります。

 

履修登録ひとつ取っても、誰かが丁寧に教えてくれるわけではなく、自分でシステムを確認して組み立てていく必要があります。さらに、奨学金や留学、インターン、研究室配属といった重要な情報も、自分から動かないと見逃してしまうことがあります。

 

先輩とつながりがある人や、サークルに入っている人、SNSで情報収集している人ほど、早くから良い機会に触れている印象があります。逆に、何も知らないまま時間が過ぎてしまう人も一定数います。

 

大学では「知っているかどうか」がそのまま差につながる場面が多いので、最初のうちは特に、積極的に人と関わったり情報を取りにいったりする姿勢が大切だと感じました。

 

 

 5.新入生に伝えたいこと

 大学生活は本当に自由です。その自由さは魅力でもあると同時に、少し怖さもあります。何もしなくても時間は過ぎていきますが、自分から動けばいくらでも可能性を広げることができます。

 

最初は環境が変わって不安に感じることもあると思いますが、ほとんどの人が同じような気持ちでスタートしています。少し勇気を出して行動するだけで、思っている以上に世界が広がります。

 

完璧に準備をして入学する必要はありません。むしろ、少し余白を持って入学し、いろいろ試してみるくらいがちょうどいいと思います。

これからの4年間が、みなさんにとって充実したものになることを願っています。

 

Profile

所属:保健学科4年

出身地:愛知県

出身校:愛知高等学校